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MNP手数料無料化か?現状の携帯業界を解説!

こんにちわ!KIYOtakaです。

ってかお久しぶりです(笑)

仕事と子守でなかなかnote更新に手が出さずに居ました。ε-(´∀`; )

いや、書きたい内容がなかなか見つからなかったり色々あったんです...

気を取り直して、携帯業界関係者(末端)のKIYOtakaが今総務省で議論されてるMNP手数料無料化と携帯業界(主に消費者に関わる所)を説明していきます。

1.MNP手数料無料化について

まず、MNPとはM:モバイル N:ナンバー P:ポータビリティの略称で通称(番号そのまま)のりかえの事です。

各携帯キャリアは新規顧客獲得のため、このMNPに多額の値引きを用意し、顧客を取り合ってたのはもう過去の話です。

現状、総務省より値引き上限を2万円(税抜き)に設定されているので過去ほどMNPにメリットがなくなりました。

新規顧客の獲得を活性化させキャリア同士価格競争をさせ通信費を下げたい総務省がMNPのメリットを潰してしまった為の手数料無料化の様に感じます。

しかし、過去10万値引きしてたものが3千円が無料だけではほとんど効果はないでしょう。無料にならないよりなった方がいいというレベルです。

格安SIM(MVNO)への乗り換えを促進したいという考えもあるとからないとか...

2.現状の携帯業界-プラン-

上記に書いた値引き上限2万円と同じタイミングで、プランも完全分離プランとなりました。

これまでのプランは端末購入を条件に値引きがあり、途中で解約(MNP含む)や機種変更をすると割引がなくなったり違約金が2年契約分以外にかかったりと非常に分かりにくい内容でした。

逆にいうとちゃんと理解すればとても安く、2年間限定でユニバーサルサービス料(2〜3円/月)のみでスマホが使える時期もあったくらいです。

今のプランは、本体の割引が少ない分通信費を安く設定してる状況です。要はプランさえ見直せば万人が平等になる状況です。もちろん、使い方次第です。よく駐車場で例えるのですが、毎日1時間駐車する人と毎日9時間駐車する人だと駐車料金に大きく差が出ますよね。月極契約をすればそれなりの金額は必要ですが駐車し放題(定額タイプのプラン)です。

まとめると、賢い人だけが大きく得をする昔のプランと大きな開きがない分万人が少しずつ得をするのが今のプランになります。

3.現状の携帯業界-MVNO-

通称格安SIMと言われるMVNOですが、果たしてそうでしょうか。

参考までにKIYOtakaは大手キャリアを使ってますが、5GB/月で3千円です。MVNOとほぼ変わらないのが現状です。もちろん、自宅の固定回線や家族割をフル活用してます。

動画視聴が多くパケット量が嵩張る人はMVNOの方が高くなる場合もあるそうです。

ただ、固定回線を使わない人でパケット使用量も少ないならMVNOが安くなる現実はあります。そこまでなると本当にスマホが必要なのかという疑問も出てきますけど...

あとは、電波のクオリティがMVNOは低いという点。大手キャリアの回線を間借りしてるMVNOは、やはり大手キャリアのユーザーより優先順位は低くなります。なので、人混みなどで電波の調子が悪くなったりする事もあるそうです。(KIYOtakaはMVNOを使った事がないので聞いた話)

電波のクオリティでいうと、海外の通信網のクオリティは低いらしいです。通信費が安いけど圏外のエリアが多い回線(海外)を選ぶか、通信費は普通くらいで圏外になりにくい回線(日本)を選ぶかという事です。

4.代理店という仕組み

結構ご存知ない人が多い...というか、基本的に代理店のホームページくらいでしか公表してないので当たり前といえば当たり前なのですが...

携帯ショップの大半は代理店が運用しており、プランやシステムに関するご指摘に関しては受ける意味がありません。むしろ、本気で改善して欲しいのなら携帯キャリアの本部にでも連絡して貰わないと無理です。

特に、店頭で接客してるスタッフは代理店に雇用された人じゃない場合も多く仮に携帯キャリアに意見を上げるにしても様々な会社や部署を通す必要があるため現実的ではありません。

スタッフの接客態度も店舗によって違いますし、実績だけ追いかけてる押し売り的なお店もあれば、きちんと説明をして気持ちよく契約をしてもらうお店もあります。

一色単にされるコメントや、店頭ではどうしようも無いコメントなどは見てて無意味と思ってしまいます。

我々店頭という戦場で戦っているスタッフは、店頭で判断できるレベルでしか融通のきく対応はできません。

まとめ

携帯業界の現状は、決して悪化してるわけではありません。選択肢も沢山ありますが、プランは分かりやすくなってます。

過去と比較すると色々と高いと思いますが、最新技術の塊が0円で売られてた状況が当たり前なわけがなく、白物家電や自動車など0円で買うことは不可能でしょう?むしろ、今の状況は正常化したというのが正しいと思います。

では、その正常化した現状から自分に合った契約を選ぶのは他ならぬ消費者自身なのです。

その結果、売上が伸び悩む会社は試行錯誤してより良いサービスや価格を打ち出すでしょう。

インターネットが普及して意見を言いやすくなった現代で、本当に必要なのは理解する力、考える力だと思います。

「今あるものをどう使うか」です。

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