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戦略的に心理ステップを踏もう:ザ・リーディング【コミュニケーション編】

ビジネスにおいて『戦略なき戦いは敗北を意味する』と言われています。
これは人間関係や恋愛においてもまったく同じです。

ほとんどの人は、戦略を持たずに人に接しているのではないでしょうか。
これでは上手くいくものもコケてしまうことでしょう。

今回は心理学において戦略的に攻めていくステップをお教えします。
これを心理学では『親密化過程』と呼んでいて、人と人が親密になっていくステップがあります。


第一段階(出会い)

相手を好きになるか、嫌いになるかの70~80%はここで決まりますので非常に重要です。
ここで形成されるイメージを『初頭効果』と言います。

①外見的要素:容姿や身なり、表情。
②性格的要素:親切さや協調性、言動や態度など。
③社会的要素:肩書、地位、周囲の評価。


第二段階(親近化)

日常的に出会う機会が多いほど親近感を抱きます。
これを『単純接触効果』と言います。


第三段階(定着化)

趣味や関心事だけでなく、興味の対象が同じだったり、好きな食べ物などが同じだったりすると、にわかに打ち解けてしまいます。
これを『共通項・類似性原理』と言います。


第四段階(安定化)

自分の苦手とするものが相手が得意だった場合。
こういった事が分かるとそれをお互いが補える関係になります。


第五段階(相互理解)

「実は私ね…」と、お互いが『自己開示』し合う事でお互いの秘密を共有しているかのような親密な関係が築かれます。
恋愛では「相思相愛」が成立するレベルになります。


これから各段階を深く掘り下げていこうと思ったのですが、このまま続けると非常に長くなってしまうので次の機会とさせていただきます。
まずはこのような親密化過程を理解して、人間関係の構築に役立てていただければと思います。

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