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われわれが触っているのは何なのか?

「群盲象を評す」という言葉があります。

デジタル大辞泉によると、こう書いてあります。

《多くの盲人が象をなでて、自分の手に触れた部分だけで象について意見を言う意から》凡人は大人物・大事業の一部しか理解できないというたとえ。群盲象を撫 (な) ず。群盲象を模 (も) す。群盲巨象を評す。

ジャイナ教の伝承では、6人の盲人が、ゾウに触れることで、それが何だと思うか問われる話のようです。
足を触った盲人は「柱のようです」と答えました。
尾を触った盲人は「綱のようです」と答え、鼻を触った盲人は「木の枝のようです」、耳を触った盲人は「扇のようです」、腹を触った盲人は「壁のようです」、牙を触った盲人は「パイプのようです」と答えたのです。
それを聞いた王は言いました。
「あなた方は皆、正しい。あなた方の話が食い違っているのは、あなた方がゾウの異なる部分を触っているからです。ゾウは、あなた方の言う特徴を、全て備えているのです」と。


われわれは何に触っているのか?

この疑問は日常でよく思います。

例えば、ある大学で学生募集をテーマに議論しているとします。
われわれはどうやって学生募集を行うべきか?

ある人は、教学内容の差別化を重視して広報すべきだと言います。
またある人は、就職対策を強調し、就職に強いとアピールすべきであると。
また、ある人は校風やキャンパスの雰囲気のよさが本学の持ち味だと言うべきだと言います。
いやいや、受験生はその大学に合格できるかどうかだけを考えているので、受験対策を考えさせるだけでよいとか言う人もいます。いや、受験生はしょせん交通の便利さ知名度だけで選んでいるので何をやっても同じだと主張する人もいるでしょう。

どうしてそんな違いが起きるかは、「受験生」という存在、いや「大学選び」という概念が「象」であり、われわれが「群盲」だからではないでしょうか?


1.受験生は何を大学選びの理由にしているのか?

では、受験生は実際に何を大学選びの理由にしているのでしょうか?
この大学選びの調査では、リクルート進学総研が「ブランド力調査」を過去15年ほど行っており、2022年には「学校選択重視項目ランキング」というレポートを発表しています。

全体を見てみると、上位3項目「学びたい学部・学科がある」「就職に有利である」「校風や雰囲気が良い」に変化はない。この3項目は、高校生が進学先を選ぶ際に、重視するいわゆる“鉄板”項目である。「自宅から通える」「資格取得に有利である」の順位が上がった一方で、「交通の便が良い」「学生生活が楽しめる」が順位を下げている。特にコロナ禍において通学以外であまり出かけることがなく、学生生活を楽しむという感覚が薄くなっているのではないか。10位以内に、新たに「キャンパスがきれいである」「教育方針・カリキュラムが魅力的である」が入ってきている。オンラインが進む今だからこそ、改めて人が集まるキャンパスという場所の価値や教育方針・カリキュラムに注目が集まっているように思える。
 男女別を見ると、トップ項目は「学びたい学部・学科がある」で共通だが、2位は男子が「就職に有利」、女子は「校風や雰囲気」で、2009年から変化していない。男女の差異に注目して重視項目をまとめると、男子は「自宅から通える、就職に有利な、有名な大学で、将来の選択肢を増やしたい」となる。男子は、1位の「学びたい学部・学科がある」が、以前から女子と比べて約10ポイント低いのが特徴で、男子のほうが大学名で選んでいる可能性は高いと考えられる。女子は「自宅から通える、教育方針・カリキュラムが魅力的な大学で、資格取得したい」となる。
 文理別を見ると、1位から5位まではほぼ変わらない。違いを一言で言うと、文系が「きれいなキャンパスで、教育方針・カリキュラムが魅力的な大学で、学生生活を楽しみながら、将来の選択肢を増やしたい」。理系は「学習設備や環境が整った、勉強するのに良い環境の大学で、学費を抑えつつ、資格取得したい」ということになるだろう。

リクルート進学総研によると、2009年と2022年を比較して、時代を超えて重視する項目は、「学びたい学部・学科がある」が約8割、「校風や雰囲気が良い」が約5割、「自分の興味や可能性が広げられる」「自宅から通える」が約45%というものだそうです。

この傾向は、リクルート進学総研の調査だけではなく、スタディプラス株式会社の調査でも、学びの内容が88.3%、ネームバリューが57.0%、立地が54.4%と上位になっています。

ただ、調査での選択項目が違うことが気になります。
スタディプラスの設定した項目の「ネームバリュー」ってなんですかね?
スタディプラスによると「ネームバリュー」を選んだ受験生は、その理由にこういうコメントを書いていたとか。

『有名な大学に入学すると就職する時に有利になると思ってるから。』
『就職などする際に学歴フィルターがある所だとやはりネームバリューは重要視すべきだと』

受験生の間では「ネームバリュー」って一般的な会話で出てくるからそうしたのかどうか?
でもこれってビッグワードですよね。
含んでいることが多い概念ではないか?
それにくらべてスタディプラスの選択項目には「指定校推薦の枠があったから」という極めて具体的な理由の項目もあります。
これは選択項目が、「apple to apple」ではないとも思われます。簡単にいえば、「よくない調査」の典型例です。

※定量分析では「apple to apple」ということがよくいわれます。比較をするのであれば、極力同じ定義や測定条件で出てきた数字と比較すべきというものです。
https://globis.jp/article/8342/

ただ、調査に携わっていない者の感覚では、受験生にとって大事なのは「入試を受けて合格できるかできないか」という要素があるのではないかということです。
でも、リクルートもスタディプラスも大学をクライアントにしている企業です。そこから広告掲載料やアプリ使用料などをいただいているので、「学力」や「偏差値」などを選択肢に入れにくいという事情があるのでしょう。


2018年に学研教育研究所が発表している高校生白書では、大学受験についても聞いていて、「大学受験について大学選びで重視すること」という項目が選択肢にあります。


この調査は468人とサンプル数が少ないという問題はあります。
ただ、この調査結果では、「大学選びで重視すること」の1位は「学びたいことが学べる」(71.2%)でした。2位「就職に強い」の割合は1位の半分以下の28.2%でした。「自分の学力で入れる」という項目は20.3%で4位でした。
調査項目に「学力」理由を入れれば、約2割が自分の学力との関係について理由に上げるのでしょう。

もう少しサンプル数が多い調査はないのでしょうか?

マイナビ進学総合研究所が行っている調査が公開されています。
今年のサンプル数は3195名、そのうち大学進学については2479名なのでまあ信頼性はあるでしょう。

マイナビの調査結果では、「学べる内容」が51.6%、「取れる資格」が48.5%、「学部名・学科名」が36.3%、「自分の学力との相性」が32.6%、「学校の所在地」が28.2%、「学校の建物や設備」が27.3%、「知名度が高い」が22.9%となっています。

昨年の2023年度調査をでは、「学べる内容」が51.1%、「取れる資格」が32.6%、「学部名・学科名」が44.6%、「自分の学力との相性」が35.9%、「学校の所在地」が30.0%、「学校の建物や設備」が19.3%、「知名度が高い」が28.3%であり、若干の変化はあるが、これら7つが上位であることに変わりはありません。

ちょっと毛色の違う「東洋経済」の調査になるとこうなります。
ただし、サンプル数は717件なので信頼性はいささか心配ですが。

「お子さまの大学選びの際に、『あなた』 『お子さま』が重視するポイントを教えてください」と質問したところ、読者・非読者自身、子ども、共に「学びたい学部があるか」が最も多い結果となりました。一方で、読者は非読者に比べて、大学の偏差値や就職率、知名度など幅広い点を重視している傾向にあります。

保護者(非読者)で、「学びたい学部があるか」が44.6%、「大学の偏差値」が33.6%、「大学の就職率・就職先」が28.4%、「大学の知名度」が21.8%、「通学のしやすさ」が35.5%となっています。
これが子ども(非読者)では、「学びたい学部があるか」が58.1%、「大学の偏差値」が32.2%、「大学の就職率・就職先」が29.2%、「大学の知名度」が19.6%、「通学のしやすさ」が20.1%となり、「学びたい学部があるか」がダントツの1位になります。
この調査で面白いのは「学びたい教授がいるか」という項目があり、それは保護者・こどもとも約10%で10位(最下位)であることです。

いずれの調査でもわかるのは、受験生もそれに少なからず影響を与えている保護者もひとつの理由で大学を選んでいるわけではなく、いずれの調査でもダントツの1位には、「学びたい内容(学部)」が5~6割として上がっていることです。
しかし、「自分の学力」や「偏差値」という項目を選択肢に入れると、約3割は選ぶという傾向があります。

そのほか、「通学のしやすさ」が約3~4割、「知名度が高い」が約2割、「施設や設備」が約2~3割、「受験方法」が約15%、「学費・奨学金」や「学びたい教授」という項目はそれぞれ約1割という結果になるようです。


2.われわれは受験生が大学選びの基準にしている何に触っているのか?


(1)「象」の正体

受験生の大学選びというマスとしての受験生=象の正体は、発表されている調査結果からだとこんなものだと言えます。
発表されている調査の方法やサンプル数はいったん置いておきます。受験産業が行なう以上、どうやっても完璧な調査はできない種類のものですから。

「学びたい内容(学部)」  ⇒ 約5~6割
「自分の学力」や「偏差値」 ⇒ 約3割
「通学のしやすさ」     ⇒ 約3~4割
「知名度が高い」      ⇒ 約2割
「施設や設備の充実」    ⇒ 約2~3割
「受験方法」        ⇒ 約1~2割
「学費・奨学金」      ⇒ 約1割
「学びたい教授」      ⇒ 約1割

これは一人の受験生が選択肢の項目でこういう割合の重み付けをしているということではありません。
大勢の受験生に選択する理由を三つずつ(あるいは五つずつ)上げてくださいと言ったときに答える内容なのです。そういう受験生が比較的重視すると思われる選択肢をマスで捉えるとこうなるということなのです。
だからある受験生はまったく「通学のしやすさ」など考慮せず、遠方の大学に行くこともあるし、「知名度が高い」かどうかを重視しない受験生もいるということです。
あくまで消費者として受験生を見た場合に、その消費者行動として重視している理由の平均的な割合だと思えばいいでしょう。

大学募集に携わる人たちそれぞれが、受験生がどういう理由で大学を選んでいるのかと思うのは、それぞれが経験の中で得た知識や価値観によるものが実際には大きいと思います。
このデータを常に頭にインプットして物事を考え、発言しているひとなんでほぼゼロでしょう。

そして、そのそれぞれの人の知識や価値観を変えることはかなり難しいことだと思います。
それはどうしてか?

日本に特有の社会の価値観の問題と、大学業界がランキングで動いている事情があります。
それには日本社会で作られた「偏差値」観念が大きく影響していると思います。

(2)受験生の消費者行動で重要な偏差値

1986年に『〝教育天国〟日本の妖怪 偏差値』という本が教育者から出版されました。著者は矢倉久泰という毎日新聞の記者です。
当時は中曽根康弘首相のもとで臨時教育審議会(臨教審)が設置され、「偏差値撲滅」が課題にされました。
そのときも選択肢のペーパーテストから人物重視の入試に変えよと主張する委員もいました。
しかし、矢倉記者は「入試がある限り、偏差値不滅だろう」と書いていました。
その通りになっています。
一時期、模擬試験をやっていないリクルートは「大学選びの新基準」と銘打って、やがて偏差値はなくなるので大学の教育内容や施設・設備で選ぶべきだというガイドブックを出版していました。
それは、小泉純一郎首相が規制緩和の一環で大学設置基準の大綱化を行い、大学の設置を自由化の方向にかじを切ったので、誰でも大学に入れるようになり、模擬試験や合格偏差値など意味がなくなるという主張とセットでした。
しかし、実際に起きた現象はどうでしょうか?
受験人口がピークから減少に転じてからも、新設大学は後を絶たず、現在は約800校になっています。1971 年度は389 校でしたので、50年間で約2倍になっています。
日本は政府が大学設置基準で認可しているので、大学によって教育内容で格段に差をつけることはできません。どこの大学もある基準に達していることが日本の大学の条件です。その認可を政府が行っているのです。アメリカではアクレディテーション団体がその基準を州ごとに保障し、設置は自由なので、なかにはひどい大学もあります。それはディグリー・ミル(学位工場)とも呼ばれています。
すると、受験生にとって、実際には際立った教育の差では選びようがないのですが、河合塾やベネッセ、駿台予備校などが全国で模擬試験を実施し、その模擬試験で取った特典を偏差値で表し、その受験生がどこの大学のどこの大学に合格したか、不合格になったかでランキングするようになりました。
受験生は模擬試験のたびに、どこの大学を受験希望するのかを書き、それと過年度の追跡調査から合格偏差値が大学の学部、学科ごとに出るようになっています。
合否追跡調査の結果は、大きなポスターになって、各高校の進路指導室の前に貼られています。どこの高校にもベネッセと河合塾のランキング表が貼られています。

受験生が合格偏差値を見て、自分の志望校を選んでいる事実は動かしがたい事実でしょう。
受験生の消費者行動において「偏差値」は重要な数字なのです。
日本の場合、大学設置基準をクリアして文科省によって認可され、800校近くになっています。すべての大学を訪問して調べることなどできません。そんなこと教育ジャーナリストでもやっていません。これらの大学の違いを見つける上で、「偏差値」ランキングというのは便利な道具なのです。

(3)「偏差値」という妖怪にとらわれる人々

このランキングでは大学評価が偏っているということを誰でもふつうの思考でわかるので、リクルートは「大学ブランド調査」というものを始め、受験生が大学選びでどういうイメージを各大学に持っているかの調査でランキングしようとしています。

世界的な大学ランキングには、「教育」「研究環境」「研究の質」「産業」「国際的展望」の全5つの分野で評価する「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」があります。2024年版の結果では、日本の大学からは、東京大学と京都大学がランクインしています。世界のトップ大学だけのランキングなので、日本の偏差値ランキングに与える影響はゼロに等しいと言えます。

実社会に出ると多かれ少なかれ、この「偏差値」というものが、受験時の学力に過ぎないということがわかります。

溝上慎一『高校・大学・社会 学びと成長のリアル』(学事出版)という本があります。
高校生を対象に2013年度より京都大学と河合塾が共同で、約4.5万人の高校2年生を起点に生徒・学生の成長を10年にわたり追跡調査した最終成果報告です。
高校2年生から社会人3年目にかけてどのように変化するのか、高校・大学時の学習態度やキャリア意識、属性等が社会人における評価指標にどのように関連、影響を及ぼすのかを明らかにしています。
簡単に言えば、大学入試ではコミュニケーションのテストはありませんが、実社会ではコミュニケーションが顧客や社内でも重視されます。
しかし、高校2年生でコミュニケーション力が弱い生徒が国立大学の受験のために必死で知識を詰め込む訓練をすると、若い感受性の大事な期間にコミュニケーションの訓練はできない。それは大学に行ってもあまり変わらない。しかし、アクティブラーニングなどの教育を取り入れないよりは取り入れたほうが実社会で役に立つ能力は身につけられる。だからその効果を確かめてみたら、その仮説は当たっているところもあった、という結論です。

ただ、当初45,000人いたサンプルが最後まで追跡できたのは1割程度であり、その信頼性に疑問も投げかけられています。

日本の社会では幕末から学問によって立身出世を果たせるという考え方が浸透しました。
士農工商という身分社会が崩れ、学問を究めることによって、勤勉な学習によって出世できると思うようになったのです。
それが共通一次試験の政府の政策になり、民間では全国統一模試の実施になり、大学のランキング化とともに早慶、MARCH、関関同立などの語呂合わせの大学ブランド化が進みました。

そういう価値観が社会に浸透し、世間では著名大学の出身かどうかに価値を見出す人々もいます。

それに異議を唱えたのがこの広告です。

大学の序列という古い固定観念をぶっ壊すというコピーです。
通常は「固定観念」と言うところを「固定概念」と変えたのは意図的らしい。

しかし、この広告を作った人もまた「偏差値」という妖怪にとらわれた人々と変わらないのではないしょうか。
今では大学の合格偏差値でグルーピング化できてしまう、語呂合わせで大学の序列を表す言い方がある。それから自由になるのはどうすればいいのか?


これ、おもしろいですね。
語呂合わせの序列を逆手に取っています。
でももっとおもしろいのが、これ。

「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」で日本の私立大学でランクインしたのは、慶應義塾大学とこの大学だけだったけど、「上品な大学ランキング」ではランク外だったと。
それを逆手にとった広告です。

ただ、この大学も「産近甲龍」という語呂合わせ序列で案外安泰な大学だと思われているからできる広告だと言う人もいます。

大胆なコピーで、最後に「めざします」と言っている大学もあります。
これは「不当景品類及び不当表示防止法」(「景品表示法」)で誇大広告扱いされていないようです。

真剣な広告なのか、世の中のバカさ加減をパロディってる広告なのかよくわかりません。

でも、卒業してもなお、どうして大学の序列の固定観念から自由になれない人がいるのでしょうか?

それは大学観や社会観、人間を見る価値観とも関係しています。
大学でその人が何を学び、どのように成長し、社会や他者のためにどういう貢献ができるかで相手を見るのではなく、今でも高校時代に受けた模擬試験の結果の序列の印象から逃れなられない人もいるのです。

模試の偏差値が、遺伝子と学習時間による記憶力であったり、忍耐力、ストレス耐性などと相関関係があるかもしれません。それらの一部はビジネス社会で共通するものもあります。しかし、単なる記憶や知識が実社会で役に立つどころか害にさえなることもあります。もし偏差値と実社会の能力は、溝上教授の調査も明らかですが、ほぼ関係ないのです。

しかし、いつまでも「偏差値」という妖怪にとらわれている人々もいるのかもしれません。

3.大学のブランド、ブランディングとは何か?

大学募集に携わる人たちが触っている「象」は、受験生がどういう理由で大学を選んでいるのかの全体像です。
触る場所によって感触が違い、見えるものも異なります。

では、リクルート進学総研が行っている大学ブランド調査の「大学ブランド」もまた「象」なのではないでしょうか?

大学ブランドだけでなく、世にあふれるブランドが一頭一頭の「象」なのでしょう。

2023年のランキングでは、Apple(前年比+4%)が11年連続で首位を維持。ブランド価値が5,000億ドルを突破した初めてのブランドとなった。2位はMicrosoft(同+14%)、3位はAmazon(同+1%)と続いた。

コーポレートブランド、商品ブランドなどブランドという象はそこらじゅうをのっしのっしと歩いています。
なかには、偏差値という妖怪を引きずっている象もいるのでしょう。

このブランド、大学ブランドという象の正体と、買われる象をつくるブランディングについては、またの機会に。

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