皆ただの無職です。

なんだかご立派な肩書に囚われて生きているのかもしれないけど、皆がこだわっている社会的な立場というのは実は大したことない。特にサラリーマンという立場は。現役世代の殆どがサラリーマンとして生活しているんだろうけど、最終的に行き着く先は無職だぞ。

ずっとその会社に定年まで勤め上げ続けた姿が容易に想像できて先が見えるんだよ。目の前に自分の未来の姿が周囲にいるから。同じようになりたくなければ金を貯めてさっさと辞めたほうがいい。

さて、皆生まれたときから何らかの組織に所属しており、考えてみれば何処にも所属していない期間が殆ど無い。たぶん老後ぐらいじゃないか?無職でいると何も悪さをしていないのに犯罪者予備軍みたいな扱いを受ける場合もある。

いい年した成人男性が平日の昼間からその辺をウロウロしていたら白い目でみられるし浮浪者扱いされる。組織での立場なんていとも簡単になくなるし脆い。

たとえ、サラリーマンという安定した立場に甘んじていたとしても定年を迎えれば強制無職です。会社から追い出されます。再雇用で65歳まで勤めるか?老体に鞭打って働くのはなかなかきついぞ。それに部長という肩書から一気に平社員に格下げ。プライドの高い人はそんな状況に耐えられないから間違いなく退職を選ぶ。

そうなる前に対策を考えておかないと。

定年まで同じ会社で勤め上げるという前提を考え直さなければならない。その会社に執着すればするほどその肩書や立場を失った時が辛い。会社員はなぜこんなにも不器用で他では通用しないと思いこんでいる融通のきかない人間になってしまうのか?

一個人で活動をしたことがないから。

ブログでもユーチューブでもなんでもいいから一人で何かを考えて活動する機会に恵まれない。作ろうと思えば作れるが、まずその発想にはならない。

自分から能動的に興味ある分野について知る。試すなどをしない。色々自分で考えて行動する癖をつけていかないと無職なったときに困る。自分の頭で考えられなくなる。

自ら進んで社会のレールから外れる。

それは簡単で比較的若いうちに仕事を辞めて余白を作ればいい。そのたっぷりある時間を使って自分の好きなことだけをする時間を作る。パックパッカーとして世界中を旅してもいいし、趣味に打ち込むなど。会社のつまらない労働で消耗している時間はない。

一度レールから外れると仕事を辞めたり、環境を変えることに対してためらいがなくなるだろう。確かに正社員ってアルバイトとは違って退職するときの心理的ハードルがやたら高い。それを乗り越えられたらまったく気にならなくなるんだろうな。私も近い将来退職する。

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