世界一会社嫌いのニッポン人が幸せに生きるコツ
日本人は世界一会社嫌いな民族だと言われている。
会社が嫌いであるにも関わらず、退職せずに給与依存をしながらダラダラと何十年も働くという矛盾した行動を取る。なぜなら、彼らは会社員以外の生き方や世界観、お金を稼ぐ手段を知らないからだ。
たとえ、知っていたとしてもそんなのは自分にとっては無関係で出来るわけないと思い込んでいる。そうして可能性が完全に閉ざされる訳だ。
そんな彼らが幸せに生きるためには精神的にも経済的にも会社依存から脱却して自分の意識を会社から遠ざけることだ。
副業、趣味、やりがい、人間関係をたった一つの組織ではなくて色んな場所に分散させるのが幸せになるためのコツだ。
ニッポン人が世界一会社嫌いになる原因
ネガティブゲーム(減点方式)だと会社嫌いになる
そもそもなぜ、多くのニッポン人は会社が嫌いになってしまうのか?
最大の要因は減点方式(ネガティブゲーム)にある。
実際、私はもうかれこれ5年以上は会社員として働いているが、社内にいる上司・先輩・同僚・後輩など皆会社が好きな人はあまりいない。むしろ会社が嫌いだと言う人の方が多い。
あなたも会社の飲み会とか仕事の愚痴や誰かの悪口を何度も聞いたことがあるだろう。酒の席でそんな話題が出てくるのは会社員生活がネガティブゲームであることに他ならない。
減点方式は憎しみの連鎖を引き起こす
上司が部下を評価する方法は常にマイナス面を指摘して改善させ続ける事。それだけならまだマシだが、そこに個人的な感情や主観が入ってくるから余計に厄介だ。ちゃんとした明確な基準もきっちり設けていないから好き嫌いで人を評価する様になる。
あなたの出世は上司のお気持ち次第ってことだ。
とにかく、理不尽だし正当な評価を受けられていないと感じたら働く意欲もなくなってしまう。日本の会社では優秀な人間よりもその会社の人間にとって心地良い人間が好まれる。
仕事で成果を出したって大した評価も恩恵も受けられないから。
ずっと会社一本で生きてきた叩き上げの会社員の価値観とは真っ向から相反するので相性は抜群に最悪だ。お互いに考え方が合わないもんだからひたすら不愉快になり続ける。
結局、その上司も更にまた上の上司から理不尽な要求を突きつけられながらも腸が煮えくり返るような気持ちを抑えながらも何十年と我慢して働き続けている。
当然私はそんな思いしてまで我慢して働く気は全く無い。
上下関係や立場があるから言いたい事も言えない。
上司や周りのご機嫌取りをしておかないと会社に居づらくなるから思っても無いこと言ってみたり、自分が感じている素直な気持ちや感情を自己表現出来なくなる。
そんな生活を定年までずっと続けたら人はどうなる?
自分で何かをしようと行動を起こす気力さえなくなる。
求められるのは個性ではなく、奴隷になること
最近は徐々に変わりつつはあるが、日本の会社はまだまだ個人の時間に対する尊重の考え方が薄すぎる。
皆がやってるんだから、お前もやれよ!という同調圧力が根深く残っている。しかも、時間外労働や時間外の飲み会など自分の貴重な時間を削られる。
どんなに理不尽で会社が嫌いだったとしても給料に依存したマインドで人生設計をしているからなかなか辞めれない。
まるでパワハラ旦那と別れたいのに経済的に依存しているから別れられない専業主婦に状況は似ている。
実際は会社を退職しようと思ったらいつでも退職できるし、法律上何の問題もない。
ただ、あなたの上司はきっと慌てふためくだろう。
自分たちの評価がさがるから、部下であるあなたを必死で引き留めようとする。彼らもまた会社の奴隷なのだから。
なぜ、ニッポン人が会社嫌いになってしまうのか十分に分かってもらえたと思う。
ここからはそんな世界一会社嫌いなニッポン人が幸せに生きるためのステップを具体的に話していこう。
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