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唯一の場所。

「色々」が流れてくる、
唯一の場所にいよう。

動き回る広さと
見ることができる彩りの多さは、
比例すると思っていた。

そんな若者のような自分を
「少し前」に置いて
新しい在り方を。

予防線を
張りたくなって
力が入るその瞬間に

“これから”
を、思い出す。

私のこれからは
裸のままで、
液状のままで、

頭で勝手に描いた境界線を、
何事もなかったかのように
超えていける世界。



たった一つに絞ること。

それは時に、
つまらなさと不自由さ
というダミーのラベルとして迫ってきて

逃げたくなって、
「他」を見たくなる。


でも、気づいたことがある。


つまらなさを恐れて
「他」を見るから
つまらなくなる。

不自由を恐れて
「他」を見るから
不自由になる。


恐れた時点で、もう、
その次元のゲームの
中にいるということ。



自分の内側にある、
世界を見渡す。


欠乏の湖
勝ち負けの草原
自己価値と現実が連動する森


ああ、
ここにいるから
私はここにいるのか。

シンプルなことが
分かってくる。


それと同時に、
この世界には
無数の遊び場があって

遊び場は
自由に選べることもまた
分かってくる。

明晰さの泉の近くで
この世界を眺めていたい。

それはつまり、
この世界の美しさを
心いっぱいに感じられるということ。



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