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これだけは押さえたい!終活の8つのこと|福岡県北九州市|人生BOOK

終活は大事なことだけど、何か気が進まない。
「まだ自分には早いかな?」と思っている親御さん。
「終活始めたほうが良いんじゃない?」と思うけど言えない子ども。
そんなご家族が少なくないと思います。

今回の記事は、タイトル通り、「終活」についてまとめました。
親御さんにとっては「終活」を始める際のヒントに、
子どもにとっては、親御さんと終活の話をする際のヒントになれば嬉しいです。

終活でこれだけはしたい8つのこと(8つもあるんかい!)

・物の整理(衣類、趣味、本などの整理)
・医療・介護の希望(終末期医療など)
・お金(貯金・不動産・ローン等)
・デジタル整理(パスワード、IDの整理、破棄)
・仏壇、葬儀
・エンディングノート、遺言書の作成 
・人生を振り返る(出会い、思い出の地)
など

結構あります。。。。

多い・・・。

多いので、一つずつ確認していきましょう!

物の整理(衣類、趣味、本などの整理)

衣類や本、食器など家の中には何があるでしょうか?季節ごとに家の中にあるものを整理したり、残す物の数を決めておくとスッキリする場合も。残す物の数を決める「自分ルール」を作ることで、処分した後に似たものを買い直しが減ります。毎年増えるものとして、「年賀状」があります。年賀状は3年分ぐらいを保存(ファイルかデータ化)しておけば、住所録ができるので保存期間の年数を決めて整理するのがお勧めです。家族からの年賀状で孫の写真が写っているので残したい。という希望もあると思います。その場合は、孫の写真の年賀状だけ年数に限らず残しておいて、孫が20歳になった時に孫の成長記録としてプレゼントしたり、一緒に見返したりするなど、「楽しみ」として整理すると良いかもしれません。ちなみに、アルバムや紙焼き写真はどれも思い出で整理が進まない。ということもあります。こちらの記事に写真整理のコツをまとめているのでぜひご活用ください。

写真整理のコツはこちら>>

子どもにとっては、帰省した時や親と時間を合わせてアルバムの整理をするのもいいですね。幼少期のエピソードなど親の気持ちを知る機会にもなるかもしれません。また、親御さん意図っては、写真整理を通して、写真以外の物の整理を始めるきっかけになるかもしれませんね


医療・介護の希望(終末期医療など)

思いがけない事故や病気の発症などが起きる場合もあります。延命治療や終末期医療、在宅医療・施設入所など、どの状態になったら、どうするか。。。答えはすぐに見つからないかもしれませんが、まずはその状態になった場合「もしも」の時を考えておくことが大事だと思います。そうすることで、少しずつ介護が必要になった場合を調べたり、専門家の意見を聞いたり、自身の親の介護経験を参考にしながら、自分の答えが出てくると思います。もちろん、答えが出たとしても、それを変えてはいけないということではなく、変えても良いと思います。思いや考えは、自身の意思表示として「エンディングノート」にまとめて置くと良いと思います。国ではACP「人生会議」と呼ばれる「もしも」の時に備えた取り組みが推奨されています。

「人生会議」は、もしものときのためにあなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
「人生会議」を紹介しましたが、実際、親に「人生会議しよう」と提案しても不自然になりやすいと思うので、親が福祉サービスを利用している場合は、ケアマネジャーや社会福祉士、看護師に相談して見ると専門職の経験からアドバイスをもらえると思います。


お金(貯金・不動産・相続、ローン等)

こちらもとても大事ですね。貯金・不動産・株、生命保険など元気なうちに整理しておくと家族としては安心ですね。相続は生前にしておくことで、非課税になる場合もあります。通帳やカードなど目に見えるものが残っていれば、残された家族も整理できますが、ネット銀行を利用していると「通帳」がない場合があり、「ネット銀行に実は貯金をまとめていたけど、家族はネット銀行のことを知らなかった」ということがないようにしたいですね。ちなみに、住宅や車のローンの支払いが残っていればこちらも相続の対象に。こちらも元気なうちに少しずつ整理しておきたいですね。

しかし、お金のことは繊細で子どもから親に話すのはハードルが高いのではないでしょうか。「健康の心配より、財産が目当てか」みたいなことになりかねないので、お金の話をするのは、最後の最後かなと思います。


デジタル整理(パスワード、IDの整理、破棄)

携帯電話、スマホ、らくらくフォン、パソコン、メモリーカードなどの機器に保存された写真やテキストなどの整理やFacebookなどのIDやパスワードの情報もまとめておくと便利です。アカウントを作ったけど、更新していないし、見てもいないのであれば、アカウントを削除しても良いと思います。ちなみに、亡くなった後に「追悼アカウント」として、今までの思い出をFacebook上でお友達同士がシェアできる機能もあるようです。

スマホの操作が苦手な親御さんもいると思うので、これを機に、親御さんが悩んでいるスマホ操作について、教えてみるのもいいかも知れません。終活で整理の話をしていますが、スマホを使えることで連絡のやりとりなど便利になる面もありますし!写真など日々の思い出を共有できるといいですね!


仏壇、葬儀

仏壇や葬儀の内容について、元気なうちに考えておくことで、例えば葬儀の費用を残しておくなど、お金の計画も立てやすいと思います。葬儀といえば、誰に参列してほしいか。友人などへの連絡なども記録して残しておくと良いですね。葬儀は一般葬、家族葬、直葬と種類がありますし、葬儀の形式や内容、費用などから葬儀の形式も決めておくのも良いと思います。ちなみに、私の祖母は葬儀会社の見積書がエンディングノートに綴られていたので、祖母の意思に沿って祖母が指定した葬儀会社で葬儀を行いました。

「喜寿」や「古希」など人生の節目に、写真館で家族写真を撮影したり、その際に親のソロ写真を撮っておくと将来、遺影写真として使うことができるかもしれません。家族写真の流れで、せっかくだから遺影にはまだ早いけど、写真撮っておく?と親御さんに相談しても良いかもしれませんね。


エンディングノート、遺言書の作成

そして、最後にエンディングノートと遺言書です。
ここまで、
・物の整理(衣類、趣味、本などの整理)
・医療・介護の希望(終末期医療など)
・お金(貯金・不動産・ローン等)
・デジタル整理(パスワード、IDの整理、破棄)
・仏壇、葬儀
について書いてきましたが、医療や介護の希望、お金、デジタル整理など、やはり「記録」しておくと自身で確認ができますし、家族にとっても参考にしやすいと思います。記録するツールとして、エンディングノートにまとめておくのが良いと思います。エンディングノートは何度でも書き直しができますし、自分のペースでその時の心境を残すことができます。法的根拠は生じませんが、エンディングノートに書かれていることで、家族にとっては参考にしやすいと思います。法的に作成する場合は遺言書を作成することになります。遺言書は「公正証書遺言」「自筆証書遺言」「秘密証書遺言」の3種類があるので、専門家に相談しながら自分に合った遺言書を作成しましょう。

人生を振り返る(出会い、思い出の地)

これまでに説明してきた終活の内容は、「物の整理」が多かったです。ここでは、自分自身の人生がどんな人生だったかを振り返り、「心の整理」を行いたいと思います。長い人生、いろんな出会いがあったと思います。人生の転機となった出会いやお世話になった人、また会いたい人などをまとめた出会いリスト(名前、出来事、年代)の作成や思い出の地リスト(場所、出来事、年代)を作成して、住んだ地域、旅行で訪れた場所、仕事で訪れた場所など、思い入れのある地をリストアップしてみるといいと思います。元気なうちにまだその場所を訪れるなど、旅行の計画ができるかもしれません。「終活」と聞くと物の整理の印象があるかもしれませんが、人生をじっくり振り返って、生きた証を残すこともとても大事だと思います。最後にこちらをご紹介。

写真整理でできる、生きた証を残すオーダーメイドの自分史「人生BOOK」

人生BOOK:picture:長寿・敬老・結婚・成人祝い

“⼈⽣BOOK”は⼈⽣の節⽬を彩るオーダーメイドのヒストリーブックです。ご⾃宅に眠るアルバムから思い出の写真を選び、写真整理アドバイザーと⼀緒に⼈⽣の想い出を⼀冊の本にまとめます。

特徴は単に切りはりした内容ではなく「プロのデザイナー」が用意したデザインからお選びいただきます(オリジナルデザインの製作も可能です)。製作ではお客様とのコミュニケーションを大切にゆっくりお話を聴きながらご希望を伺いながら、節目を飾るにふさわしい一冊を製作できるように、「複数回訪問(見積もり・1回目・2回目訪問)」を行っています。「プロの写真整理アドバイザー」が訪問して写真選びのコツなどをレクチャーするので、掲載する写真選びも製作の楽しみの一つです。製作期間は見積もりから早くて1ヶ月から2ヶ月でお届けします。今日頼んで明日お届けという商品ではないので、まずは完成日を明確にしてお客様に合わせた製作の流れをご提案しています。

人生BOOK:picture:sample終活・生前整理

贈る側の想い・・・「親孝行・両親への感謝の気持ち」

人生BOOKをご依頼される方は、「親孝行したくて」「母の人生を残したくて」「いつもと違う特別な贈り物を探してて」などの理由から人生BOOKをお選びくださることが多いです。どのお客様からも両親や祖父母への感謝の気持ちやどんな人生を歩んでいたか知りたかったなどのお話をききます。幼少期や学生時代、結婚、子育て、仕事など昔の話を知りたくても聞くきっかけがないですが、人生BOOKを通して、昔の写真を見ていると両親や祖父母からいろんな話を聴くことができています。人生を象徴する思い入れのある写真を掲載するので、人生をダイジェストで記録でき、お盆やお正月などで家族みんなが集まるときに見る楽しさもあります。

人生BOOKの詳細はこちらより。


今回の記事は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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