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#あずきバー 〜85歳の祖母と32歳の孫の二人暮らし〜

2020年の5月、ひょんなことから85歳の祖母と二人で暮らすことに。
祖母と暮らし始めて1年が過ぎ、私は32歳になり、祖母との二人暮らしはこれからもずっと続くわけではなく、もうそんなに長くないであろうと思い、祖母と過ごした思い出を思ったまま綴っていこうと思います。
(今回の記事は2020年11月にFacebookに投稿した内容を加筆修正しています)

最近というか、なんだかここ数ヶ月で10キロぐらい太ったと思います。
体重計にのらないので正確にはわからないんですが、感覚的にわかります。
顔がどんどん丸くなって顎を少しでも引いたら二重顎になるし、写真を撮ると顔のパンパン具合がはっきりわかります。


もうだめだ。
そう思うようになり(何がだめなのかわかりませんが)、
走ったり、ちょこっと筋トレしたり、懸垂したり、微力な抵抗を続けてます。
ただ、痩せません。


知ってます、その原因は過剰な食事の摂取です。
いろいろあって、GWぐらいから祖母と二人で暮らしていて、祖母が毎食たくさん出してくれます。有難いし、祖母と暮らすことになるとは思っていなかったので、せっかくなので祖母との時間を大切にしたいと思い、祖母との時間を楽しんでます。でも、毎食残さず食べていると、(さすがにやばいな〜)と思い、夜に走ったりするんですが、プラスマイナスプラスみたいな積み重ねが、知らず知らずのうちに身体の成長を助けていました。

我慢しているつもりはないければ、自分が変われば(運動すれば)大丈夫。そんな思考がいつしか自分を苦しめるようになっていたので、
「ばあちゃん、おれ、痩せようと思う。ほら、腹も出てきたしさ。カロリー制限も始めようと思うから、おかずは明日の夜からこれぐらいで大丈夫だからね。」
みたいなことを伝えました。ばあちゃんは、そうか、そうか、オッケー。みたいな感じであっさりしていました。

自分でご飯を作ったりするときもあるんですが、
やっぱりばあちゃんが準備してくれたのを食べるのが孫の役目か、と謎の見解を持っている自分がわらけてきます。これから冷えるのでスープ作って一緒に飲もうと思いますが、誤嚥しやすいのでちょっと工夫しようと思います。
長くなったんですが、今日もばあちゃんに言いました。
俺痩せたいからご飯はおかわりするのやめとくよ。ご飯の量を少しにする!
ばあちゃんは、「わかった!」みたいな感じでいつもの通りニコニコしていました。そして、夕食を終えてリビングでばあちゃんとテレビを見ていました。しばらくして、ばあちゃんが風呂に入り風呂からあがってくると、ばあちゃんが悪い顔しながら声かけてきました。

「わたるくん、アイスいる?」
ズコー!!
「ばあちゃん!!おれは、痩せたいけ、もう前みたいにアイス食べるのはやめようと思う。」そう言いたかったですし、さっきまでおかずの量を減らすとか白ごはんの量を減らすとか伝えてたのに・・。
祖母の笑みにやられて、、、食べましたアイス。

あずきバー


追伸
このアイス、あずきバー。安くて甘さが控えめで美味しいんです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。


祖母について
私には二人の祖母がいます。一人は、これまでも記事で書いてきた母方の祖母。癌で余命わずかな母方の祖母の自分史を製作したことがきっかけで、オーダーメイドの自分史製作サービス「人生BOOK」を行うことに。noteでは、母方の祖母のことや人生BOOKのことを発信しながら、時々、父方の祖母との二人暮らしを綴っていこうと思います。投稿を通して、読んでくださった方にとっての大切なひとを想う時間になれば幸いです。


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