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気にかける

人はお互いに気にかけあう存在のようです。良い意味でも悪い意味でも。
ましてや仲間になろうと思えば、お互いを気にして信頼しあうのは当たり前のようです。権力や主張を争うとなれば、また話は違うかもしれないし、いい人も悪い人もいるでしょう。しかし、お互いを信頼しあうという基本的信頼感がなければ、人情がわからない、とか、人としてやっていけない、ということになるようです。気になるから、優しくもなるし、厳しくもなる。心配だからつらく当たるということは、時々あるようです。

僕は発達障害だから、この程度のことを40を過ぎて今頃考えた。健常者の人は、これくらいのことは子供でも分かりそうです。僕は心の成長が遅い。お互いを気にするから、友達にもなれば対立もする。ただ、人間に対する信頼感は、あまりなくさないほうがいいようです。周りが見えないと、絶望して悪をなすこともあるようですが、周りが見渡せれば、大勢の中で何人かは、自分のことを気にかけてくれる人がいるように思います。ただ周りが見えないと、その何人かをキャッチするのが難しい。相手に対する理想が高いとなかなかいい人は見つからないので、まずやあいさつ程度や、お礼や買い物や飲食などの、簡単なやり取りからなら、応じてくれる人はごまんといそうです。

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