哲学ゲーム体験記

昨夜は、中畑邦夫さんの哲学ゲームに途中参加しました。話の前提がわからず、かなり僕の発言は空回りしてしまいました。両義性や顔や言葉について考察しました。言葉は話し言葉の歴史と書き言葉の歴史とあり、ともに異なる社会構造を伴います。また、教えるー学ぶ関係によって、権力関係が発生します。しかし、教えるー学ぶ関係が、必ずしも権力関係を伴うとは限らないようです。他の参加者からは、理解やコミュニケーションが話題になりました。語り続ける限り、理解を求めるし、聞き続ける限り、学び続けるようです。

「汝殺すなかれ」という顔の呼びかけが、表情なのか、言葉なのかはよくわかりません。しかし、殺すという極限状態でなくても、顔はリアルなコミュニケーションにとってかなり重要な要素です。こちらが伝えようとすることによって、相手の反応を見ることができ、それによってこちらの語りかけを修正できるからです。

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