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日記

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記事一覧

記憶のだめおし

7月20日、恋人に会った。その前に会ったのは、3月。いつものように、彼に会ったあとには日記…

なみ
3年前
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私はいつだって彼の特別な恋人になりたい

今年のはじめに彼と過ごした東京、もっと言うと銀座のあのあたり。昔あのへんで働いていたこと…

なみ
3年前
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「ベストを尽くした」という手ごたえはタチの悪い自慰行為でしかない(ときもある)

「親しかった」あるいは「相手の人生の一時期一地点において、私自身が代替不可能の価値を持っ…

なみ
4年前
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私に接続する前の彼が「振り向いてほしくて、君を想って【あの女】を書いた」というのは、接続後の私の気を引くためについた嘘かもしれないというのは分かっていて、分かっているけど、そういうウソだって唱え続ければ真実になる呪いのようなもんで、死ぬまであの痛みを覚えるつど、私を思い出せばいい

なみ
4年前
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3月15日、不要不急の無料日記

今の恋人は「なみ」としての全ての成果物(Twitterやnoteのこと)にアクセスできるために、私…

なみ
4年前
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3月2日、必要火急の不倫セックス

予定の電車までは30分以上待ち時間があったから、ドトールでアイスコーヒーを注文した。 「お…

なみ
4年前
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12月8日の日記、持続可能を愛す

少し前に知人の男性が、私の耽溺ぶりを見て「きみのような女は怖い」とか言っていて、よくよく話を聴くと、男を崇拝して恋愛行為に没頭するような女が怖いという。わかる。 偶像にも生活はあるのだ。男のみっともないところも、そしてそれをむき出しにして「信仰を改めよ」と言い渡す不遜さの履修を終えていないことも、女はたいてい知っている。知ってるわよそのくらい! 「きみを貶めるつもりはないんだ、」という弁解を額面通りに受け取って、私が彼に何ら毀損されたような気持ちにはならなかったことも、書き

1月31日、セックスがわからない

彼が特に大きいとか、私がきついとか、肌が吸い合うとか、おそらくそういうわけでもないのに、…

なみ
4年前
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1月19日、仮託ぎらい

Twitterの相互男性が数年前に増田で書いた記事を読んでいる。心がほどけている。 自分のロー…

なみ
4年前
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12月28日の日記

昨夜に手配したネットスーパーからの荷物をあらため、これだ、と思う。 新しい恋人は多忙のく…

なみ
4年前
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きれいな男の使いみち

圧倒的な「男」の美しさに触れた翌日は、私の手の届かない仙界に彼が帰ったことが悲しく、朝寝…

なみ
4年前
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11月25日の日記

読んでくださった方には「お時間を頂きましてえろうすんまへん」と謝罪したくなるレベルの、ス…

なみ
4年前
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インターネットセックスにまつわるツイートまとめ

インターネットで「なみ」として知り合った男性と、セックスの可能性を最大限に考慮に入れたう…

なみ
4年前
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菜摘ひかるになりたかった

シャネルの紙袋をゴミ箱に放り込む。こんな抜け殻を重宝がってクローゼットにしまい込むのは、とうの昔に卒業した(今はあんまり見かけないから若い子は知らないかもしれない、ハイブランドの紙袋をデイリーに活用する文化があったのだ)。 未開封のままクローゼットの肥やしになっていたディオールのノベルティのブラシスタンドを捨てた。フリマサイトで転売すればいくらかの小銭になったのかもしれないが、そもそもその時間が惜しい。時給に換算したら大きなマイナスだ。CtoCのコミュニケーションは趣味の領