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我が家で立ち読み

自宅の書棚に未読本をたくさん並べるようにしたら、書棚を眺めるのが楽しくなった。

その結果、なぜか書棚の前で立ち読みする時間が増えた。我ながらなにをやっているのだろうと思う。

でも、楽しいのだ。

よく考えたら、若い頃の趣味は立ち読みだったといえるかもしれない。

『三国志』や『あぶさん』は立ち読みで読破した(ごめんなさい)。音楽雑誌もほとんど立ち読みだった(あぁ、ごめんなさい)。

大学時代なんかは、古本屋にいる時間がいちばん長かったんじゃないだろうか。あ、いや、立ち読みばかりじゃなくて、お金があるときは買ってましたよ、もちろん。


最近はご丁寧にイスが用意してある書店がある。あれ、ちょっと遠慮しちゃうんだよなぁ。そこまで図々しくなれないというか、たぶん深層心理に罪悪感があるんでしょうね。


さて、自宅での立ち読み。すぐ脇に椅子があるのに立って読んじゃう。それがクセになっているのかもしれない。ちょっとだけ手に取って、次々に手を伸ばそうという心理もあるのかな。

そうだ、スクワットでもしながら「立ち読み健康法」「立ち読みダイエット」なんて宣言してみようかしら。もし痩せたら、だけど。


ちょっとやってみたけど、本の内容が頭に入らないのでやめます。人生、諦めが肝心。


ブックオフが今日から20%オフセールをやっていたので、喜び勇んで十数冊買い込んでしまった。未読本がずらっと並んだ本棚は気持ちいい。

自宅で立ち読みができるって、結構楽しいです。