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鍼灸師が押さえておきたい足首の捻挫の基礎と刺鍼

こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。

今回は「鍼灸師が押さえておきたい足首の捻挫の基礎と刺鍼」についてご紹介していきたいと思います。
特に今回は足首の捻挫の中で最も多い外側の靭帯損傷についてご紹介していきます。

鍼灸で臨床をすると外傷で来られる方も少なくありません。
しかし鍼灸の養成学校で捻挫について詳しく学習するかというとそうでない事もあると思います。

前半は捻挫の抑えてほしい事と後半は刺鍼について書いていきます。


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足関節捻挫で「痛み」だけフォーカスをしてしまうと結果として悪い転帰をたどる事もあります。

しっかり基礎を学ぶことが大事です。



損傷した組織を考える


まず足関節の捻挫を診る際に鑑別がとても大事になります。
これは足関節捻挫だけではないですが外傷を診る場合重要な事になります。

なぜかというと骨折を見逃すと

「業務範囲外」の施術になる事もある

頭痛の時などのレッドフラッグは生命に問題がある事もあるので危険で重要視されやすいですが「骨折」は鍼灸師にとって業務範囲外になり見逃すと当然患者様にとって不利益が生じる事が考えらえます。

ですのでまず見極めが大事になります。

上のスライドで書いているのですが損傷を考える場合
・骨損傷
・靭帯損傷
・筋損傷
・関節包損傷
・神経損傷
・血管損傷

等を考慮する事が重要になります。

捻挫って靭帯損傷じゃないの?

って思うかもしれませんが

外力によって関節可動域範囲外に動いた時に靭帯だけきれいに損傷する事があり得るか?

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