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長母趾屈筋の電気鍼(解説編)

こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。

今回の記事は『長母趾屈筋の電気鍼』について解説していきたいと思います。

まず刺鍼法をご紹介している動画はこちらになります。

長母趾屈筋は足関節の背屈制限に関係する筋肉で、臨床ではアプローチをする事も多いと思います。
足関節の捻挫などでは長母指屈筋などを考える事もあるかもしれませんが、いわゆる浮き指や内側の縦アーチの低下などの原因にも長母趾屈筋は関係する事もあります。
今回はこの辺りまで触れていきたいと思います。




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再現性にもつながりますよ!

基礎から学んでいきましょう♪

長母趾屈筋の基礎解剖


起始・・・腓骨体の後面
停止・・・母趾末節骨底
支配神経・・・脛骨神経(L5~S2)
作用・・・母趾の屈曲、足関節の底屈、足部の回外
です。
足根管レベルでは後脛骨動脈の後方でアキレス腱内側縁の前方を通過します。長母趾屈筋の走行は、腓骨体の後面で起始しアキレス腱の下方を通過後、距骨の長母趾屈筋腱溝を通り載距突起を滑車として拇趾の末節骨へ停止します。
長母趾屈筋は母趾を屈曲し、足関節の底屈します。また足部に対してこれを回外します。
また腓骨後面の下部2/3および下腿骨間膜にも起始したあとに足部内側に走行するため、足部が固定された状態では、下腿を後方傾斜と外旋させます。

テキストではこの辺りまで書いてあると思います。
臨床に繋げるためにはもう少し深ぼっていきたいと思います。

まずは長母趾屈筋の形状なのですがテキストなどでは比較的距骨の後方部分の腱がひも状になっているイメージがあると思います。
そのため筋自体もあまり大きくないような印象を受けると思います。

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