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キャパオーバーを感じる人、の隣のあなたへ

今日は就活のことに限らない内容を書きます。

あなたの身の回りに心の風邪をひいている人はいませんか。

厚生労働省のHPによると精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、平成26年は392万人、平成29年では400万人を超えているといいます。

私個人としても「心が疲れやすい世の中」を肌感覚として感じています。

生きるのがもともと得意じゃない人、自分は大丈夫だと思い込んでつまづいてしまう人。

就活の中でも、大きな企業に働くということと幸せが結びつかなくなり価値観が多様化しつつある中、正解のない答え探しに迷ってしまい心が疲れることが度々あります。

頑張って疲れるというよりも何に頑張ればいいのかわからなくて疲れる。

職場、学校、恋人、家族、SNS、

今や鬱や精神疲労と無縁な人の方が少ないのではないのでしょうか。

そして意外と知られていないのがそんな人を支えたいと思って倒れてしまう人の存在。

ここではカウンセリングをどうやればいいのかの基本テクニックとその隣で支える人の心構えについて紹介します。

~基本テクニック~

1.ペーシング...相手の語りに合わせて相槌を行うこと

2.リアクション...OOだったんですね、など相手の言葉を繰り返してあげる

=>カウンセリングはその人の感情の居場所を作ってあげる作業です。「こうしたらいいんじゃない?」という解決策をつい口出ししたくなりますが、まずはその人の思考を邪魔している感情たちの存在をひとつずつ整理してあげましょう。

~心構え~

あなたにとってその人が近しいもので大切な人であればあるほど、カウンセリングの負担は大きいものになっていきます。

最大のポイントは決して自分の力で助け出すんだと言う使命を自分に課さないことです。

自分だって余裕のある時期ばかりではないでしょう、

うつ病患者のご家族も共倒れしてしまうケースは少なくないそうですが、あなたという支えをなくさないためにも無理な時は優しくその旨を伝えましょう。

最後に、少し自分の話をします。

あの人を幸せにすることが私の幸せだ。

そう考え込んでしまっていたのがわたしの心の雨となってしまっていました。

初めは小雨で、まだまだ大丈夫なんて思っていてもいつのまにか嵐の渦にまきこまれてしまうものです。

ここでは私がどうしたら、この人を幸せにできるんだろうと思って大学の図書室で読んだいくつかの本を参考に簡潔に書きました。

大切な誰かを支えたいなら、まずはあなたを守りましょう。

あなたの幸せもきっとその人の幸せだから。

あなたがなんとかできなくても、それはあなたのせいじゃない、

耐えられない時に素直にNOを言うのは支える人もおなじ。

あなたは十分よく頑張っています。

支える誰かにこの想いが届くことをここに願って。



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