見出し画像

【記者日記】大阪府定例会見に参加

  7月12日14時から行われた大阪府の定例会見に参加しました。これまで1階で行われていましたが、今回は4階の記者室で、参加した記者は15人程でした。

吉村知事からは府営プールの開始についての広報がありましたが、万博についての詳細の説明はありませんでした。

記者からの質問では、万博の参加国パビリオン(Atype)の工事についての質問などが出ていました。
私からは①参加国のパビリオンの建築申請が1件もない理由は何か?②工事費用を日本が肩代わりする案が出ているが、これが実行されたら大阪府市民に税金を上乗せする可能性はあるか?③工事費用がさらに増大した場合、入場料がさらに上がることはあるか?
などの質問をしました。
   吉村知事は大阪府市民に税金を上乗せすることはないと回答。1850億円の工事費用の範囲内で行えるようにするとのことでした。
  また、各国のパビリオンの建築申請が1件もない理由については、日本の企業と参加国で工事についての契約が結ばれていない状況であり、調整中とのことでした。入場料はすでに国が決定しており、変更はないとのことでした。
各国のパビリオンの建設については万博協会が各国と協議すること、協会はなんとしても工事を間に合わせると言っているということでした。
  この他、釜ヶ崎の住民に大阪府商工労働部と西成署などが監視カメラの向きを変えて監視を行ったことに対して、住民がゴム手袋などを被せた裁判で、住民側が逆転勝訴したことの受け止めを聞きましたが、吉村知事は「刑事事件であり、特に言うことはない」と回答しました。
  住民側は不当な逮捕監禁があったことやプライバシーの侵害があったことについて謝罪してほしいと言っているが謝罪する用意はあるかと聞いたところ、
「刑事事件であり、有罪か無罪かだけのことなので」と回答を避けました。

【お願い】人民新聞は広告に頼らず新聞を運営しています。ですから、みなさまからのサポートが欠かせません。よりよい紙面づくりのために、100円からご協力お願いします。