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アジアから問われる戦争展

大阪市中央区のエル大阪で5/5、6の2日間、「アジアから問われる戦争展」が開催された。毎年多くの市民団体が参加する催しで、政府が目を向けないような戦争被害や反戦運動を、展示や映画上映などで紹介する。
  私は6日午後にお邪魔したが、多くの顔見知りの方にお会いできて、話に花が咲いた。
関東大震災の大虐殺、戦争体験者の証言、基地問題、慰安婦問題など、目を背けたくなるような証言や画像が並ぶ。受付の奥で展示されていた台湾のタイヤル族への侵略や同化政策のコーナーでは、タイヤル族の男性が後ろ手に縛られ、首を切られているその瞬間の写真を見た。
  南京大虐殺の証言コーナーでは、9才の少女のとき、日本兵に強姦された証言を読み、身がすくむ。
 
アジアから問われる戦争展を見るたびに、日本人は罪を償っていないと、いつだって思う。
  

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