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医者の説明にはなかった術後の身体の話~術後5日目の記録

2020年1月15日に退院した。

看護師たちがびっくりするくらいに回復の早かった私であるが

やはり右足は上がらず、引きずった状態であった。



この時に一番つらかったのは

お腹にがガスが溜り、放屁するにもお腹が痛くて苦しかった事。


ギャーギャー声を上げて放屁する姿は誰に見せたくない。


それにしてもお腹はすくので食べて排便するのも、放屁するのも

内臓のリハビリである。



子宮、卵巣摘出、リンパ廓清すると、

足の神経にも影響し、

自己導尿で排尿しなければならないどころか、

足が上がらなくなり、また内転筋も固くなり、開脚もできない。



医者からの説明では術後に起こりうる障害は

排尿障害、下肢リンパ浮腫等

という事であったが、

この足の上がらない、開脚ができない症状については聞いていなかった!


足が上がらなかったので看護師に聞いたら

「そのような方もいる」という事であった。


まさかの開脚困難。。。

これは直るのであろうか。


ダンサーとして非常に不安になった。


(結局毎日のリハビリにより、6か月後には元通りになった)


その夜、私はKに体を見せた。

恥骨の近辺はいびつに浮腫んでいた。

お腹の手術痕以外の方と背中などにある床ずれに

「ナニコレ?」と驚いていた。


そして彼は私を抱きしめてくれた。


私の傷も、むくんだ腹部も、

鏡をみながら股をひらいて、尿道にカテーテルいれて自己導尿する姿も、

切り取られた子宮の画像も(術後にすぐに主治医が見せてくれた)

様々な私の新しい姿を受け入れたかのような

安心感を覚えた。



そんな中でも私の中での女性としての性感覚は

ふつふつとしていた。

写真は1/17日の自宅療養中の朝

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まだまだ二週間は安静に。でしたが、スマホではありますが撮影と思い、ちゃんとメイクしました。



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