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【高卒社員図鑑Vol.7】企業と二人三脚で採用成功へ!

株式会社ジンジブのカスタマーサポート部で企業様の採用成功のサポートを行う入社2年目の久保田さん。

様々な経験を経てジンジブに入社した久保田さんですが、高卒で就職したことをどのように捉えているのでしょうか。入社までの経緯や、現在のお仕事のやりがい、成長したことなどを伺います!

ー小さい頃はどんな子どもでしたか?

実は、今でも話さないといけない場面でも固まってしまう程、人前で話すのが本当に苦手で、小さい頃から人見知りして親の後ろにひっそり隠れてるタイプでした。

ー人生の転機になった出来事はありますか?

自分が変わる転機になったと感じる出来事は2つあります。
1つ目は中学生の頃の出来事です。当時は、看護師になりたいという夢を持っており、中学2年生の進学先を決める際に、親戚の通っている高校の文化祭に参加させてもらったことがきっかけで、看護系の勉強ができるその高校に入学することを決めました。

親戚のおかげで、先輩とコミュニケーションを取る機会が多くなり、今まではあまり関りを持ったことがなかった年上の方とのコミュニケーションを取ることで、自分の中での世界が広がったように感じました。それからだんだんと自分の行動の幅も広がり、高校2年生の時に2つ目の転機が訪れます。

Twitterで広告代理店が主催をしていたイベントに興味を持ち、友人と参加しました。その頃は、高校生のマーケティングをされる側として参加していましたが『自分もこういうモノに関わってみたい!』と思い、少しずつイベントを設営する側として参加するようになり、イベント運営や企画の楽しさを知りました。イベントに参加するようになった頃から、自分1人で何でも行動し、文化祭や後夜祭の実行委員長を務めるなど、以前の自分だったら絶対にしていないことに挑戦出来るようになり、自分自身の可能性の幅が広がったなと感じています。

ー就職を決めた理由は?

本当にぎりぎりまで、就職するか、進学するか悩んでいました。
高校生になってからは新しいことへの興味が増え、もともと好きだった化粧品やメイクについて専門学校で勉強したいなとか、料理が好きだから、調理の勉強ができる学校もいいなと漠然と考えていました。

私の中ではメイク関係か調理系の専門学校に行くか、就職するか選択肢を絞っていました。親には「大学に行かないの?」と聞かれていましたが、やりたいことがなければ大学に行く意味はないと当時は考えていたので、大学進学という選択肢は持っていませんでした。

両親は、専門学校に行って学んでから就職するより、現場で学びながら経験を積む方が早く、現場でしか知ることができないこともたくさんあるのではないか、と言われていました。実際に専門学校に進んでも、卒業後に関連の職業に就かない場合もあるかもしれません。「自分で学費を払ってでも進みたい」という程の意思がないのであれば、専門学校には行かせられないと、家族からの反対を受けました。

改めて考え直すと、たしかに学校に通うよりも社会に出て学んだ方が早いなと感じ、就職の道を選びました。でも、社会経験もない18歳が、いきなりメイクのプロの下でお仕事をすることはできないなとも感じ、当時求人を出していなかったアルバイト先の広告代理店へ『人が喜ぶ仕事をしたいし、この仕事が楽しいから就職させて欲しい』とお願いをして就職させていただけることになりました。学校に届いた求人票から就職しないことに学校の先生に猛反対されながらも、自分で決めた道に進み、社会について学ぶことを決意しました。

就職先を決める前は、学校で求人票を何社も見ましたが、文字情報だけではどんな仕事かいまいち分からず、自分の中で腑に落ちませんでした。何千枚もの求人票から何社か気になったものをピックアップして先生との面談で相談しても、「ここはこの部分が良くない」という反応ばかりで、線を引かれているのを感じました。先生は求人票から就職した方が良いというのに、自分の興味のある求人にはあまりいい反応をしてもらえず、もやもやしていたこともあり、最終的に自分で就職先を決めました。

ージンジブに入社される前の経歴について教えてください。

広告代理店へ正社員として入社してすぐは、アルバイト時代から担当していた、高校生マーケティングの部署で、高校生のマーケットや流行りをリサーチして発信したり、イベントの企画・運営を担当していました。また、大手キャリアショップやコンビニエンスストアが提供するイベントの責任者をしていました。

入社3か月後にテレビ局で新たな仕事に挑戦させていただけることになり、部署異動が決まりました。テレビ朝日の、ティーンに特化したニュース番組を担当し、ADとして、主にカンペの作成や生中継やロケの整備などを行っていました。また、VTR制作のために台本・構成・撮影・編集など、色々なことに幅広く挑戦させていただきました。新しいことに積極的に挑戦させていただける環境があったため、裏方の仕事だけでなく、出演者側としてレポーターのお仕事も経験しました。

そんな中、ある日タクシーに乗っていた時にトラックとの追突事故に巻き込まれ、頸椎捻挫と左半身に力が入らなくなってしまい、体力的な業務で無理はできなかったため退職を余儀なくされました。

退職後は、だらだら何もしないのは嫌だったので、高校生の時にアルバイトをしていた飲食店や社会人の頃に得た人脈で、イベントの設営などのお仕事を掛け持ちして働いていました。パン屋さんや割烹料理屋、イタリアン、ホテルマンなど、自分のスキルアップの為に様々なアルバイトを掛け持ちしていました。

ージンジブとの出会いは?

アルバイトの掛け持ちを続けていましたが、大学に進学した同級生の友人たちがちょうど大学4年生で就職するタイミングだったので、私もそろそろ就職しようと漠然と考えていました。

なかなか行動に移せず、2月上旬頃に本気で「そろそろ決めないとまずいな」と思っていたところ、ご縁があって人材紹介の方と出会い、これまで高校生に特化した仕事をしていたこと、接客で人に関わる仕事をしていたことの2点を軸に、職種は絞らずに自分に合った企業を探していただきました。その翌日に、担当の方から紹介してもらった企業の2社のうちの1社がジンジブでした。求人を見たときに、「高校生の就職支援」と記載があって、自分の経験も役に立つのではないかと感じ、働いてみたいなと思ったのがきっかけです。

当時面接をしていただいた、人事の飯島さんもテレビ局でのご経歴があったので、色んなお話をさせていただいて、その場で内定をいただきました。驚くほどとんとん拍子に決まったので、1ヵ月も経たないうちに就職活動が終わりました。

ージンジブでの仕事内容は?

私が所属しているカスタマーサポート部では、毎日企業様にお電話をさせていただいて、高卒採用のご状況やお悩みを伺い、時期ごとに合わせた情報をお伝えしたり、ご相談に乗っています。

ありがたいことに現在は200社近くの企業様の担当をしています。企業様とお話している中で「アドバイスのおかげで採用の成功に繋がったよ」「久保田さんとお話して元気もらってます」などの嬉しいお言葉をいただけると、とても嬉しいです。また、最初の頃は、厳しいお言葉をいただいていた企業様に1年を通してサポートさせていただいた結果、採用に繋がり「サポートがあったおかげだね」とおっしゃっていただいたときは、ほんとうにやりがいを感じました。

入社当時は、自分自身が高卒で高校生の気持ちは想像できても、企業様に求められていることが分からず試行錯誤していましたが、今では色んな方の支えがあり、ここまでサポートさせていただく事ができました。でも、私がサポートさせて頂いても、採用がなかなか上手くいかず、成果が実らない時は、自分がまだまだ力不足なことを感じます。

ー将来の夢や目標はありますか?

私の持ち味は、いい意味で身近な感覚、だけど程よい距離感で担当する企業様と接することができることかなと思います。

大変な時は一緒に大変な思いもするし、悲しい時は一緒に悲しんだり、嬉しい時はもちろん一緒に喜びます。「こういうことが良かったよね」と振り返りをして最後まで寄り添ってサポートをさせて頂きたいと思っています。大変なこともありますが、やっぱり1番は、企業様のため、これから入社してくれる高校生や今働いている高卒社員の方のため、全部含めて、少しでも高校生が選択肢を広げて、1社1社、企業のことをより詳しく知っていただける環境をつくっていきたいと思っています。

ー成長したと感じる瞬間はありますか?

自分の中で成長したと思うことは、高校生の就職活動について改めて学びなおしたことです。今までは企業様に新しいご質問をいただくと、一度お電話を切って調べてから改めてすぐにお電話をしていましたが、今は質問頂いたらすぐにご返答が出来るようになり、蓄えている情報量が増えたことで、企業さんに合ったご提案ができたりと引き出しの幅も広がったところが、一番自分の成長を感じるところです。
担当する企業様が増えたこと、昇進し直属の部下ができたことがきっかけに「改めて気を引き締めて頑張らないと」という想いが湧きました。成長せざるを得ない環境があったから、変われたこともあると思います。

ー将来の夢や目標はありますか?

まだまだ不人気職種と言われる業界の企業様の採用は難易度が高いところもありますが、しっかりサポートして少しでも採用成功のお役に立ちたいなと思っています。私自身、このお仕事をして企業様と直接関わることで、「この会社はこんな面白いお仕事なんだな」と知れたことがたくさんあったので、高校生にもしっかり会社について知ってもらうことで色んな職種があって、職種ごとに色んな魅力があることを知ってほしいなと思います。

自分で視野を狭めてしまっている場合や、色んな方の意見で狭まってしまう場合もあるかと思いますが、後悔しないためにも視野を広く持って就職活動をしてほしいなと思います。私自身としては、振り返った時に色々失敗して、後悔も含めて良い経験だと思って、全てのことに誇りを持って、胸を張れる人になりたいです。


ー高校生へのメッセージ

私の経験上、大学生を見ていて、「いいな」と思うこともあると思います。でも、大学に行かない分先に社会に出る4年間ってすごく大きくて、その歳でしか失敗できないことや社会で学べないこともたくさんあると思います。どんな4年間であれ、そこで身についたことは絶対に自分の力になります。自分で決めて進んだ道に、後悔はしないでほしいなと思います。

困った時や悩んだ時に、「話せる人がいない」「こんなこと話して良いのかな」とマイナスに考えずに、味方は必ず周りにいるので辛いと思ったら声を上げても良いですし、相談も人にした方が気持ちも楽になるので、プラスにモチベーションを持っていって貰えたらなと思います。
あとは、進路を決める際は、色々見て、聞いて、体験して、たくさんの職種や企業を知って決めていただきたいなと思います!

ー ありがとうございました。


▼YouTubeチャンネル「ミライのリーダーズ」でも高卒社員の活躍や成長に関してお伝えしています。


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