どんな時も誰にでも「最善を尽くす」
今回の新型コロナによる自粛や休業のような「多くの事業者・雇用者・生活者に甚大な被害がある」場合は公的な支援が発動しますけれども、今回も含めて、やはり支援の網の目から漏れてしまう事業者・雇用者・生活者は多いと思います。
そもそも事業とは、景気の煽りを受けるものですし、競合事業ができてお客様を持って行かれたり、新しいトレンドみたいなことにお客様のニーズが動いて行ってしまったり、為替が動けば輸出入に関わる事業はいきなり減収になったりと、いろいろ影響を受けるわけです。
事業とは、影響を受けつつ動かすことが前提なのですが、抱えるものが大きいと対策をする余力がなく身動きが取れない事業もあると思います。
公的な支援を求めても、いつだって「帯に短し襷に長し」だったり、支援の網に引っかからなかったり、そもそも支援がなかったりします。
理不尽なこと、困難なこと、対策できない事態の時に、やるべきことは一つです。
それでも今できる最善を尽くす。どんな時にも誰にでも。
生きることは、生き続けることだけれど、生き延びることでもあります。
私のfacebook投稿で、すごい動きをしている方もいるんです。
『ある地域で人気のイタリアンレストランのオーナーが、小さなキッチンカーを借りて220円のメンチカツを120個、週末1日30分で売り切った。』
『29年経営しているエステサロンのオーナーが、4月に入ってお店を休業したが、15万円の前売り回数券を30セット売った。』
こんな時だからと応援してくれるお客様がこんなにいらっしゃるということなんですね。私、投稿を読んでいて涙が出ました。凄い。
オーナーの日頃の努力、お仕事に向き合うひたむきさが、「みんなでがんばる」のエネルギーを湧き上がらせて応援したくなるお客様を呼び込んでいるんじゃないかと思います。
お店をクローズしても、休業しても、今できることに全力投球してみる。アイデアをひねる。新しい領域を開いてみる。それが新しいつながりを作り出したり新しいノウハウになりますね。
もしも自分に多少の余力があって誰かのために何かできるのであれば、支えて拾い上げていきたい。みんなが助かる方に向かっていきたいですね。
助かる人が多ければ、経済の修復は早いです。経済は回っているものなので。
助けることは自分のエネルギーになります。生きる力、生き続け、生き延びる力とはほとんど精神力なので、人と繋がっている方がいい。繋がり続けようという気持ちが、自分も頑張ろうという気持ちになります。
事業とは、「誰かのために自分ができることをさせていただくこと」。
その基本的な姿勢を、今もう一度思い起こしていきませんか。ご自分の事業はいったい誰のために何をすることだったのか。その姿勢で、ご自分の事業を見直す機会です。
完全休業している事業は、徹底した見直しをする、貴重な機会ですね。
今日も応援しています。
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office ciel / jin hitomi
オフィスシエル 神ひとみ
思いをカタチにする事業を創る
事業プロデューサー・事業コンサルタント
https://office-ciel.jimdo.com
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