見出し画像

長女のお手製カレンダー貰ったから今年は優勝が確定している

去年はパウル・クレーのカレンダーで、月が改まるたびにテンションが上ってとても良かった。

そして今年は打って変わって、我が家で庇護している若手画伯による連作アートカレンダー。何のてらいも迷いもなく、奔放に力強くひかれたビビッドな線が、目に眩しい。

ディテールの掘り下げが甘いから抽象画に近いトーンながら、一切のアレゴリーとテーマ性を排して土地の風物・暮らしにとことん密着している表現は、ナマの知覚-表象そのもので、なによりも具体的という感じがする。


お気に入りの5月ー裏タイトルは「異界の裂け目から召喚された3体の蛇の式神」。

また一つのお気に入りの9月。侘び寂びがあり、ガンダーラ美術の観音像のようでもある。

今年も月をめくるのが楽しみな、いい年になりそう。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします。

頂いたサポートは、今後紹介する本の購入代金と、記事作成のやる気のガソリンとして使わせていただきます。