人生の嫌なこと

躁鬱、ADHD、ASD、PTSD、自律神経失調症…どれが原因かは分からないが、読書の弊害になっていることは確かだ。
過去にあった嫌なことを何千回も思い出し、それに引きずり出されるようにそれに関する嫌なことも思い浮かぶ。全く読書に集中できなくて、数分で諦めるのをもう何年も続けている。

学生の頃は3時間とか平気で読んでたのにな。
なんでこんなに本が読めなくなったのか。
人生でトラウマ級に嫌なことがたくさんあって、もう人生に疲れたからだ。
皮肉なことに体が完全に働けない、動かない状態になってから助け出されて、今は時間がたっぷりある。だから読書をする時間がある。

もっと早くに助けてほしかったと思うけど、助け出されただけでも感謝すべきなんだろう。
世の中には休みたくても休めない人がたくさんいるんだから。

助け出されて時間がたくさんできて、最初にやろうと思ったことは趣味だ。
喫茶店巡り、お茶を飲む、読書…だけど眠れなくて病院から処方される薬はダウナー系で、睡眠薬のせいで昼間はずっと眠くて、起きてる時間はぼんやりした。
そんな中で喫茶店巡りをするのはしんどかった。必然、家に閉じこもった。
読書は当然のように捗らなくて、いつもイライラして、スマホばかり眺める日々が本当に鬱陶しい。
だんだん睡眠薬が効かなくなってきて強いものを飲んでも眠れなくなって、今では眠剤を飲んだあとも真夜中起きている。

スマホは時間を溶かす。
読書じゃ数分しか時間は経たないけどスマホは平気で1時間経っていたりする。
本当は良くない。
本を読んだ方がいい。買った本もたくさんあるし、読み返したいものも多い。
だけど脳がそれを阻む。
きっと人生の多くの部分がトラウマなんだろう。
そうとしか思えないくらい、嫌なことの反芻ばかりしている。自分には止められなくて、どうしようもない。薬でどうにかなるものでもない。

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