本当に欲しいもの

本当に欲しいものってなんだろうと考える。
黒いもやがかかった頭で考えることは容易くない。
私は散財家だと思う。
Amazonは好きだし、無印もカルディも好きだし、いつのまにか財布は軽くなってるし、残高も少ない。
だけど欲しいと思ったものもよく考えたらそんなに欲しくなくて結局買わなかったり、買ってから後悔するものもかなり多い。

世の中にはお金を上手に使う人はたくさんいて、彼らは本当に欲しいものを上手に買う。

だけど本当に欲しいものってなんだろう。
私にそんなもの存在するのだろうか。

直近で買ってよかったと思うものはティーポットだ。
以前使っていたティーポットは、ネットの記事に踊らされて焼き物の重いものを買って使っていた。
白くて丸いフォルムが最初は気に入っていたけど、実際使っていると重いし、中身が見えないのであとどのくらいお茶が入っているのかわからないし、間口が狭くて洗いにくかった。
だから新しいガラスのティーポットを買ったら、軽くて洗いやすく、分量も一目で分かるのが大変使いやすくて、淹れたお茶の色が見えるのも可愛くて、本当に買ってよかったと思っている。

でもそのくらいか。
本当に欲しいものって、物っていうよりは精神状態とか生活習慣とか、そういうものなのかなとも思う。いわゆるお金じゃ買えない物だ。
自分でなんとかしないといけないもの。
できたら苦労しないんだな、これが。

目標を立てることはあっても実行できた試しはほとんどない。我ながら意志の弱い人間だと思う。
目標なんか立てなくても、毎日ご飯は食べるしお茶も淹れるし、夜更かしもするのに。
努力しないでもできることが、結局は「続けられること」なのかなと思う。

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