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ASD男、仕事に取り組み方を改める。

お疲れ様です。お待たせしました。
次男坊です。

以前私はASDを職場で打ち明けた際、当時の所属上長さんが私を呼び出して今後のことを色々と話してくれました。
その方は案外フレンドリーに接してくれて今後私に仕事を度々振ってきてくれました。
その後職場での扱いが少しずつ変化してきたのですが、今回はそのこと及び私が仕事で心がけていることをお伝えします。


自分の職場での体験

その年(今の職場に勤めて3年目くらい)から課が異動になってどんな仕事をするのか不安だったのですが、いきなり事件でした。
自分は総務課でしたが、課のフロアではなく少し離れた電算室みたいなところで仕事するようになりました。
ある種の追い出し部屋みたいなところでしたが、数週間つらかっただけで後は慣れました。

配置を考えた人間は大体わかるのであまり語りませんが、その人は他の人からも嫌われていたらしくむしろ最後は同情していました。
ただ、そこでは仕事がないときはエクセルのマクロ、文章術などを勉強できましたのでそこまで悪い経験ではありませんでした。
そこでの生活は1年ほどでしたが、自分が働く上で転換期でした。

私もその人は嫌いでしたが、自分の職場は好きでしたし一人のためだけに職場全体を嫌いになるのはダメだとも思いました。

仕事で意識すること

少し私の昔話をさせていただきましたが、ASDを診断されてからは仕事に対する姿勢も少しずつ変わっていきました。
色々な事、細かいかな?と思うことでも私にとっては大事なことです。
そこで私が仕事に取り組むうえで心がけていることを紹介させていただきます。
同じASDの方が働く上でお役に立てると幸いです。

①どんな小さな仕事でも全力でやる

まず自分が心がけていることはどんな小さな仕事でも率先してやるということです。
そんなの当り前じゃないか、と思う方もいるかもしれませんが以前私は職場で居場所がなく、一時期雑用ばかりの時期もありました。
ただその時の経験が役に立ち、昨年いた部署は内勤者が少なく私が担当していたところ何かと感謝されました。

結果として成功体験につながりましたが仕事が抱えられる量をオーバーすることは要注意です。
仕事は断らない方がよいですが、自分の場合仕事が増えていくと同時に小さいミスも増えていきました。
ミスが小さいうちは油断しますが、積み重なり重大なミスにつながると危険です
やることリストを作る等して対策を取りましょう。

②わからないことを放っておかない

それと同時にわからないことを放っておかない、ということも大切です。
ASDの方の特徴として挙げられるのは空気が読めない、言葉の裏や察して動くことが苦手、というところがあります。
私もそういうところがあるので苦労することがありますが、だからこそ小さなことでも質問することを恐れないようにしています。

先ほども言いましたが発達障害の方の特徴として忙しくなると細かいミスが増える、ということもありますがその対策にもなります。
少し細かいくらいの質問をしておけば、認識のズレを未然に防ぐことが出来ますから。
空気や相手の気持ちを察するのは確かに大切ですが、同時にわからないことを放っておくことも危険です。

③周りを巻き込みながら仕事をする

最後は周りを巻き込みながら仕事をすることです。
これは実際に職場の先輩から教わった方法で、一見すると聞こえは悪いですが要は一人で仕事を取り組まない、ということです。
ASDの方が苦手とする社会常識で報告・連絡・相談があります。
私も目の前の仕事に集中しすぎたり、注意が散漫となりつい忘れてしまいます。

その対策としてあらかじめ相談できる人を職場で見つけておき、すぐ質問できる状況を作っておきましょう。
仕事というものは一人でしているわけではありません。
自分が取り組んでいる仕事を以前していた方が職場で必ずいるので、その先輩と日ごろから良好な関係を維持しておくと便利です。
素直で謙虚な姿勢があれば大丈夫!

おわりに

今回は自分が職場で経験したことと、仕事で意識していることについて書かせていただきました。

  • どんな小さな仕事でもこなし、周りがやりたがらないことを率先して行う。

  • 少し細かいかな?と思うような質問でも恐れずに質問し、仕事においてミスを減らす。

  • 周囲の人と相談を常に心がけ、仕事を一人で抱えこまないようにする

私もそこまで完璧に出来ているわけではありませんが、これらのことは実践して確かに効果がありました。
同じASDの方もお仕事で苦労されているかと思いますが、皆さん頑張っていきましょう!

それでは私もここら辺で失礼させて頂きます。
この度はお付き合い頂き誠にありがとうございました。
ハロー!そして…グッドバイ!


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