見出し画像

“今と昔”の感情を区別する

jinanです。 

唐突ですが、あなたは普段日記を書いていますか?
自身の感情を整理するために紙に書き出すことは非常に効果的であり、その一番簡単な方法のひとつが日記だと考えています。

ただ残念ながら、jinanは日記を継続できたことがありません。その理由は至極単純で、書いている間にしんどくなるからです。

日記は負の感情がでてきやすい

紙に書き出したり日記を書こうとしたりすると、負の感情(不安や悩み、愚痴など)が湧きやすいものです。どんなテーマでもいいから、今考えていることをすべて書き出そうと意気込むと、なぜか負の感情ばかりが浮かんでくるのです。

おそらく、負の感情は自身にとっての切実な問題や課題をはらんでいることが多いため、早めに解決して忘れたいと思っているのでしょう。
そのため、毎日自身の負の感情と向き合うのがしんどくなり、継続するのが難しくなるのです。

最近、その解決策を知ることができました。その解決策は「”今と昔”の感情を区別すること」です。

いつの感情かを区別する

日記を書いているときに湧き上がる感情、特に負の感情はおそらく”その当時(むかし)”の感情です。例えば、日記に仕事でミスをしてしまったことを書くとしましょう。その事実を書いた時に嫌な気持ちになるのは、ミスをしてしまった時に感じた「ああやってしまった…また怒られるかもしれない…謝罪の連絡とリカバリを急がなくては…めんどくさい…」といった感情が思い起こされるからです。

しかしそれは”今の自分”の感情ではなく、ミスをしてしまった時の”昔の自分”の感情です。今の自分がイヤだと感じているのではなく、その当時の自分が「イヤだなあ」と感じたことを追体験しているのです。

昔の感情であると理解できると「そういえばこの時の自分は”イヤだなあ”と思っていたな〜」と考えられるようになり、今はその状況を俯瞰しているだけなのだと認識できます。これが重要であり、ようやくjinanも日記を少しずつ継続できるようになりました。

書ければいいコトたくさん、それが日記

そして紙に書き出すことで、自分の脳内にとどまっていた情報を外に吐き出すことができ、少しばかり冷静にコトと向き合えるようになり、ちょっとだけ前向きになるものです。

それに、時間が経ってから日記を読み返すと「そういやこの時はこんなことで悩んでいたんだなあ」と懐かしんだり、成長したなあと思えたりします。それが日記の良さでもあり、多くの方がおすすめする理由なんだろうなあと思うのです。

jinan

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?