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今まで読んだ中で

ミステリー小説を読み始めたのはいつだったのか、ふと今考えてみました。
やはり小学校の頃ポプラ社のルパンシリーズを読んでいたのが最初かな(以前記事にしました)
ドラマはNHKで「ジェシカおばさんの事件簿」や「シャーロック・ホームズの冒険」を見たのがおそらく最初。

本格的に海外ミステリーを、文庫本を購入したのは1990年のこと。
近所の書店にハヤカワ・ミステリ文庫のアガサ・クリスティーのコーナーが出来ていて、そこで2冊購入した。
「メソポタミアの殺人」と「ひらいたトランプ」
いきなりなぜ長編を購入したのか。
どうして短編から購入しなかったのか。
しかも2冊ともポアロものなんて。
今思うとよくわからない。短編集は並んでなかった気がするし、少なくとも「スタイルズ荘の怪事件」も並んでなかった気がする。
最初に「アクロイド殺し」を手に取らなくて良かったと今思う。

クリスティー生誕100周年の年で帯にNHKで放送される「名探偵ポワロ」の写真がついていた。
知らないなりにポアロ(ハヤカワはポアロと表記していた)を選んだのにも意味があったみたい。
「ミューズ街の殺人」と「コックを探せ」を見ずに、「ジョニー・ウェイヴァリー誘拐事件」から見始めたのはなぜだったろうか。

それ以降数多くの海外ミステリー作品を読んできている。
作家も50人を超えているのではないか(調べてみたいと思うが大変そう)
その中でも個人の意見だがアガサ・クリスティーが一番読みやすい文体だと思う。
だいたい400頁ぐらいの分量の作品が多いが、苦にせずすらすら読める。
中盤に大きな盛り上がりが(ほとんどの作品にある)あってからは一気に読み進んで終わりまで向かう。
時間がないときに後半に入るのは危険な作家!
毎年秋の夜長はミステリーなんて言っているけど、今年の極上のミステリーを読みながら過ごしたいと今から計画中。
さてどんなラインナップを組んでみようかな。
積読中のミステリーに相談しなきゃ。

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