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「信頼されるリーダー (マネージャ)」は、グッドフィードバックを徹底する

最近、ひしひしと「グッドフィードバック」の重要性を感じていまして...

今回は、「グッドフィードバックができていないリーダーは信頼されにくいよね」ってお話です。



■グッドフィードバックが信頼関係を構築する

「チーム」で継続的に成果を出すには、「リーダー」と「プレイヤー」の信頼関係が鍵を握ります。

べつにこれは仕事に限ったことではなく、みんな大好き「スラムダンク」しかり、NARUTOしかり、ワンピースしかり・・・

優れた成果をあげているチームは、まず間違いなく、リーダーとプレイヤーの信頼関係が強固なんですよね。

安西先生率いる湘北高校は王者・山王を倒し、
五影率いるそれぞれの里は強大な力を持ち、
ルフィ率いる麦わら海賊団は、強敵を倒しつづけています。

ここから、「どうやらチームで成果をあげるには、強い信頼関係を築いく必要がありそうだぞ」とわかるのですが、では「どうすれば強い信頼関係が築けるか?」が課題になるわけです。

ここでポイントとなるのが、「グッドフィードバック」なのですね。

リーダーが日頃からグッドフィードバックができているチームは信頼関係が築けているし、グッドフィードバックができていないチームは信頼関係が上辺だけな傾向にあります。

プレイヤーをちゃんとみれていない可能性が高いからです。



■本音のコミュニケーションをとれているか?

そもそも「リーダーの役割」を紐解くと、リーダーの役割は「プレイヤー」をサポートして「チームで求められている結果」を出すことにあります。

この「求められる結果」を出すためにリーダーとプレイヤーとの間に「強い信頼関係」が必要となるわけですが、なぜそこに「グッドフィードバック」が絡んでくるのか・・・

これは、「本音のコミュニケーション」をとるためなのですね。

ちょっと補足します。
先に全体像を共有しておくと、こんな感じです。

チームで成果を出す

リーダーとプレイヤーの強い信頼関係

本音のコミュニケーション

グッドフィードバック

プレイヤーをちゃんとみる

「チームで成果をだす」ためには、リーダーがプレイヤーにたいして、以下の 2つを行う必要があります。

①「長所」を伸ばすこと
②「課題」を共有すること

「課題を共有すること」は「長所を伸ばすこと」以上に大事です。

「長所」が勝手に伸びることはあっても、「課題」が勝手に解決することは考えにくいからですね。

で、この「課題」というのは、共有される側にとって耳の痛い言葉であることがほとんど・・・

この「耳の痛い言葉」をちゃんと受け取ってもらえるかどうかが「課題改善」のポイントとなるわけですが、ここで「日頃からグッドフィードバックが行えてるかどうか」が鍵を握ります。

じつは、「グッドフィードバック」は、相手のことをよーくみておかないとわりと難しいものなのです。

ネガティブなことは自然と目につきますが、いいポイントは注意してみていないと、なかなか見つからないんですよ・・・(ほんとに)

グッドフィードバックを習慣的に行えているということは、ちゃんとチームのメンバーのことをみれているということになり、それは必ず相手にも伝わっています。

「あ、このリーダーはちゃんと自分のことを見てくれているな...!!」

チームメンバーにこう思ってもらえてはじめて、「自分にとって耳に痛いことば」を受け取ってもらえる可能性がでてくるのですね。

なのでホントのところ、課題を共有する場合、席についた時点で8割方フィードバックは終わってたりします。

日頃からちゃんとチームメンバーをみれていないリーダーの言葉は、メンバーには響きません。

ということで、あらためて以下がポイントになります。

チームで成果を出す

リーダーとプレイヤーの強い信頼関係

本音のコミュニケーション

グッドフィードバック

プレイヤーをちゃんとみる



■「褒める」と「グッドフィードバック」は違う

注意しておきたいのですが、「褒める」と「グッドフィードバック」はちょっと違うと思っています。

「褒める」をGoogleで検索すると、以下のように出てきました。

すぐれているとして、その人や事を良く言う。

これは完全に感覚の問題なのですが、個人的に「褒める」っていうことばがあまり好きではなくて、相手を下にみているような印象を受けてしまうんですね。

グッドフィードバックは、「素敵だな!」「素晴らしいな!」と思った「事実」を、相手に共有することだと思っていて、これは「対等の関係」でとらえることができます。

グッドフィードバックを履き違えて、上から目線で褒める感じになっちゃうと、やっぱり信頼されないリーダーになってしまいがちなので、注意が必要です。



■まとめ

仕事に限らず、家庭でも同じかもしれないですね。

難しいことではありますが、呼吸するようにグッドフィードバックができるようになれば、きっと仕事も家庭も楽しくなるんじゃないかなぁと思います。

最近課題の共有ばかりに意識が向いてしまっていて、グッドフィードバックができていなかったので、あらためてボク自身気をつけていかなくちゃ。

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