すぐに「覚悟」に逃げると空回っちゃうかも・・・って話。
#自戒
#気づき
#覚悟に逃げない
#覚悟も大事
#解像度を上げる
#コルク
#佐渡島庸平
コルクの佐渡島さんが書いた「理由をすぐに "覚悟" にするのは思考停止かもね」っていう話、すごいよかったです。
最近のぼくは、自分の中で覚悟という言葉が思い浮かぶと、一呼吸置く。足りないのは、覚悟ではなく、解像度だ。
求める結果が出せていないときというのは、結果を出すために必要な行動がとれていないことが多いです。
たとえば「イラストレーターになりたい」とか「書道家になりたい」とか、なにか夢があったとしますよね。
もちろん、「なにがなんでもこの夢を叶えてやる!」っていう覚悟も必要なんですけれど、「覚悟だけじゃ夢は叶わないよね」ってことだと思ってまして・・・。
どうすれば夢が叶うのか、だれがみてもわかるくらいものすごい明確にしておく必要があります。
note のなかで佐渡島さんは「解像度を上げる」と表現していますが、そもそも「出したい結果」と「その結果を出すための方法」がふわっとしていると、覚悟あっても空回りしちゃうと思うんです。
先ほど「イラストレーターになりたい」という例をあげましたが、これだとふわっとしすぎています。
☑︎ どのレベルのイラストレーターになりたいのか?
イラストレーターだけで食べていければいいのか?
趣味でイラストが描ければいいのか?
イラストのアカウントで一定数のフォロワーがいればいいのか?
☑︎ どうすればそのイラストレーターになれるのか?
どれぐらいの量のイラストを描けばいいのか?
どんな方法で描けばいいのか?
どんな道具を使えばいいのか?
すくなくともこのあたりがわかってないと、自分の考えるイラストレーターになるのは難しいのかなと・・・。
マラソンとかだとゴール設定や方法も決めやすかったりしますが、仕事や夢になるとこのあたりをふわっとしたまま進めがちで、結果としてうまくいかないっていうことは起こりやすいと思います。
「覚悟を決めた」とか「覚悟が足りていない」っていうのは、使っていてなんとなく気持ちがいいというか、がんばるぞ!っていう気持ちになるので、すぐ使っちゃいがちなんですけれど、ふたを開けてみると「決意を新たにする」とおなじくらいなにも決まっていません。
「おいしい卵焼きをつくりたい!」って思ってるけど上手くつくれない・・・。確認してみたら「塩」を入れるのを忘れていたことに気づいた。
そんなときに、「まだまだ覚悟が足りねーんだ!おいしい卵焼きをつくるためにもっと覚悟を決めて追い込まねーとだめだ!」みたいに考えてるようなもので、そんなの「いやいや、おめーに足りねぇのは『覚悟』じゃなくて『塩』だよ、あほちん」ってなるじゃないですか。
「覚悟」ももちろん大事なのですが、足りていないのが「覚悟」なのか「解像度」なのか、このへんはちゃんと見極めておかないと空回っちゃってしんどい思いをしそうなので、気をつけた方がいいなーと思いました。
では!
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