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リーダーやるなら誰よりも当事者意識を持たないとダメだし、メンバーに当事者意識を持ってもらうために必要な工数はかけるべきだと思った話。

現在、会社で所属しているチームで「とある取り組み」をしてまして、ありがたいことにその「リード役」(わかりにくいので以後リーダーと記載します) をさせていただいています。

やってみて思ったのは、「チームメンバーの当事者意識の重要性」です。

ということで、今回は「チームメンバーの当事者意識がないとプロジェクトは成功しないし、当事者意識をもってもらうためにリーダーはかけられる工数はかけた方がいいよね」っていうお話です。


チームの当事者意識がプロジェクトの成功 / 失敗を分ける

あたりまえですが、リーダーはチームの誰よりも「当事者意識」を持って動がなきゃダメで、リーダーに当事者意識がないプロジェクトは失敗します。

戦争に勝つ気のない「将軍」みたいなもんです。うまくいくわけがありません。

とはいえこの辺は、「無理矢理任された」とかでない限り、ほとんどのリーダーはクリアしてるんじゃないかと思います。

(もし当事者意識なくリーダーやってるなら、チームのメンバーが心配です。。。)

ということで、リーダーが当事者意識を持っているのは大前提なわけですが、じゃあなにがプロジェクト成功の鍵を握るのか。

この鍵っていうのが「チームメンバーの当事者意識」だと思っていて、メンバーに「当事者意識」がない場合、そのプロジェクトが成功する確率はガクンと落ちます。

リーダーひとりでできることなんてたかが知れているからです。


当事者意識のないメンバーは、戦場でさぼる兵士?

ぼくはキングダム (中国の戦国時代を描いたマンガ) が好きで繰り返し読んでいるのですが、キングダムでたとえると、どれだけ強かろうが「将軍」だけでは勝てません。

戦争に勝つには「軍隊」、つまり「兵」の力がいります。

それも、単に「兵」がいればいいわけではなくて、「相手に勝つ気のある兵」がいてはじめて勝機が生まれるわけです。

当事者意識のないメンバーは「戦場でさぼる兵士」に近くて、誤解をおそれずにいうと、どれだけいたところで「勝ち」には結びつきません。

つまり、プロジェクトを成功させるには「チーム」の力が必須で、そのチームメンバーが「当事者意識」を持っている必要があります。


当事者意識を持ってもらうために必要な工数はかける

とはいえ、「戦争」と「プロジェクト」は違います。

当事者意識のないまま戦場に参加することは「死」に直結しますので、ほとんどの兵士は死に物狂いで強くなり、戦うはずです。

一方、「プロジェクト」は、成功しなくても死にません。失敗したところで、「あ、うまくいかなかったんだ」と他人事で生きていけます。

なので、「当事者意識」を持つための、そもそもの土台が違うんですね。

現代において「当事者意識」は、ある意味なくて普通です。むしろあることのほうがレアだと思います。

事実、ぼく自身いまのプロジェクトに取り組むまでは、「当事者意識」なんてブラックホールに吸い込まれかけてました...。

ここでリーダーが考えるべきなのは、「どうすればメンバーに当事者意識を持ってもらえるか」なんですけど、これはもう「さぼらずやる!」ってことに尽きる気がしました。

当事者意識を持って取り組んでくれているメンバーには感謝を伝えるとか、まだ取り組めていないメンバーに対しては行動で魅せて巻き込む努力をするしかないかなぁと・・・

そこにどれだけ工数がかかろうが、さぼらずやる!っていうのが大事だと思います。

やるやらないの判断基準は「大変かどうか」ではなく「必要があるかどうか」で、すこしでも必要だと思ったらやり切るのが、チームメンバーに当事者意識を持ってもらうための秘訣ですね。


P.S.

偉そうにキングダムの「将軍」と「兵」でたとえましたけど、今回においてはむしろたくさんの将軍から「チャンスやるからやってみろ」的な感じで機会を与えてもらってる側なので、いろいろとチャレンジしつつ学んでみようと思いますー!


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