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あたたかな日がたびたびあるので、のびつつある草を刈る作業のだんどりをかんがえないと


はじめに

 年末のさむかった1週間がすぎたあとは、おだやかなあたたかな日がつづいている。そのためかもとの家では陽のあたるところはすでに雑草のやわらかな葉が開きはじめている。おそらく根がのびていそう。このままの気温で推移すると葉や茎が長くのびはじめてしまう。1月に草刈りかと頭をよぎる。

作業の前倒し

 いつもの年ならば2月の前半ぐらいのようすに近い。ここでズボラなわたしがしゃしゃり出る。もしかするとこれから来るかもしれない寒波第二弾にあたってちぢこまり、いったん生長をとめるか場合によっては枯れてしまうか。これは楽観すぎの願望にすぎないかも。

植物とてこの土地になれた性質をもちあわせている。例年どおりの手順ならばまちがいないものを、こうした異常ともいえそうな高温が真冬にあらわれつづくと、春が早々に来たかとかんちがいしてもおかしくない。

こちらもふだんの年ならばしなくてもいい作業をだんどりする必要から、ほかの用事を押しやってこちらを優先せねばならなくなる。これはどうやら予定がくるうかもしれないとあたまをよぎる。

街へとひっこしたばかりに中山間地のこの家に学習サポートで顔をだせるのは週2回だけ。草がのびるタイミングで刈れれば、きっとこれからやってくるだろう寒波でしばらく生えてこないはず。

草刈り機

 そんなこともあろうかとひっこし荷物には草刈り機と作業靴は入れずにそのまま置いてきた。つかう場所のそばに置いておくほうがなにかと好都合。電動式の選択でやっぱりよかったと思う。

これが油でうごく方式だとかならずしも始動するとはかぎらない。父の難渋するようすをたびたび見てきた。時間に追われるときにかぎって作業がはかどらない。ここに学習サポートのときだけ来てすごすわけだから、スキマ時間をみつけて草刈りする。夏場は着替えを準備しないとならないだろう。

はなれたとはいえ自分のたてた家。そこはもぬけのカラでいろいろ置いてもスペースはある。思う存分場所をつかってもだれからも文句はでない。

おわりに

 はたらき場所がかわり、さらに気候までおかしいと例年やってきたことのだんどりをいちいちおもいうかべないとうごけない。道具や時間をどう工面するか古ぼけたあたまで考えてから行動しないと、なおのこと忘れものやなにかをしがち。

車で移動するたびにもち歩く荷物がこのところ多いなと気づいた。つかわないかもしれないがもしかしたらで手にしてしまう。結果としてたいていつかわないでそのままもち帰る。必要にもかかわらずわすれてこまるよりはまだいい。年をかさねただけ用心深くなりつつあるらしい。


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