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やむなく自動車を利用する身 高騰するガソリンから燃費をいかにかせぎ、ほかで家計支出を減らせるか

(2021.10の記事の状況をふりかえりつつ再掲、一部を改変)


はじめに

 貴重な化石燃料を消費するのは気がひける。だが食べていくためには当面車をつかいはたらくしかない。

ほとんどしごとのためにつかう。サポートする生徒たちが昨今の状況下でうごきづらい状況がつづいている。なるべく拠点をふやしてサポートするこちら側がむかえばよいと納得。効率よくうごくためには車が必要。そうでないといまの半分のかずの生徒もみれない。

そこへガソリンが高騰。こればかりは上がったぶん、支出のどこかを減らさないとならない。

貴重な資源と家計の節約。その両者を満足させるには。燃費向上のくふうと家計支出削減の両方について記しておく。


ガソリンはいずれ…

 ガソリン車に乗っている。ハイブリッドを選べたが、ブレーキ補助の機能と運転支援のほうを優先したらたまたまガソリン車だった。やむなくガソリンをスタンドで入れる。価格のメーターがみるみる上がっていき、おもわず「やめてくれえ~」と叫びたくなる。

ゆえに燃費が上がらないようにガソリンをくわないようにと意識しつつも、周囲に迷惑をかけまいと流れに乗りながら運転する。この車、もともと走りを好む傾向のあるヒト向きに作られているわりには、節約の余地をさまざま与えてくれている。

メーカーの公表している新車時の燃費は、10・15モード燃費 で17.0km/L,JC08モード燃費で15.8km/Lほど。これはあくまでもメーカーの公表している値。あくまでも参考値であり、新車の場合。いまの高燃費の車が多いなかではごく平凡な数値にすぎない。

しかもわたしの車はすでに12万キロ走っている車だ。これらの数値は望むべくもない。7割ぐらいの12km/L出ればいいかと思う。


いくつかの事例

 そんな数値からいかに上げていくか、運転者のわたししだいで燃費はある程度変えられるのか。効果の感じられる例を備忘録として記しておく。

➀アクセル、ブレーキのくふう
 平地での発進時、アクセルを踏みすぎない。左右の安全確認後、おもむろにブレーキペタルから足を離す➡クリープ走行をはじめる➡アクセルをすこしずつ踏みこむ、を心がける。

ふだんの巡航時はアクセルペダルに足を軽くのせている程度(エコモード)。上り坂などでは速度低下しないように注意しているが。

はるか前方の信号があきらかに赤の場合、周囲の車の流れに注意しつつ、アクセルを踏んだ状態➡アクセルから足を離す(ペダルを踏まない状態で速度を落とす)➡ブレーキをポンピング➡ブレーキをしっかり踏むをこころがける。

これらで同乗者が酔いにくく乗り心地もいいと好評。ふだんぐらいの渋滞時で13.2~15.8km/L。

➁信号待ちが少ないとき
 職場から家まで片道20kmほど。きのうも走った。燃費はあくまでも車の示すもの。夜8時過ぎで外気温20℃。昨今の状況下でこの時間に走っている車はすくない。スムーズに車は流れ、途中からの限定解除の道路(8kmほどの区間)で信号待ちはなかった。

ほぼ理想的な状況と言っていい。流れに乗りつつほぼ60~65km/hで走行。行程にもとづいた表示で示した結果は17.8km/L。こんでなく信号待ち回数が少ないとコンスタントにこのぐらい。

➂高速道路利用
 昨年しばらく遠い職場まで通勤していた。片道約30km帰りは夜9時前だったので、高速道路+自動車専用道。けっこうアップダウンのある区間。➀の平地区間の8割を代替。

ほぼ90km/hで走行。これで21.0km/l。追随などのクルーズコントロール機能は使わなかった。ただし高速利用の費用がかかっている。この分ほかで節約が必要。


わかってきたこと

 エコモードや行程ごとの燃費表示などついているものを極力活用するとたいてい燃費に貢献するようだ。とくに無駄にアクセルを踏むことだけは避けようと思う。エンジンを健全に保つにはたまに高速道路で回転数をあげたり、エンジンオイルを定期的に交換するのが効果があると感じている。

 外気温2,3℃ぐらいの暖房運転では燃費への影響はほとんど感じられなかった。冷房運転では渋滞が激しいとほんの少し下がるぐらい。1km/Lは下がらない程度。

真夏には乗車前に4つのドアをあけて車内の熱気を追い出し、窓をしばらく開けて走行、温度計表示が消えてからクーラーを入れると、燃費がほとんど下がらなくなった。

タイヤの空気圧を維持する。低いとタイヤを傷めやすいし、燃費が悪くなるのがわかる。スタンドでガソリンを入れたあとのサービスでどのくらいの期間で下がっていくのか把握しておく。

近い職場へ(数km以内)への荷物運び(20kg程度)では燃費は悪い。5~6km/l程度。これを頻繁に行うととたんにガソリンが消耗。

ここまで、車の燃費について紹介した。


支出の節約のくふう

 あとは支出の節約。エンゲル係数の非常に高いわが家。削れる部分は食費と電話代か。そこでおもにはじめた削減部分は米とパンの消費量を落とすこと。

ガソリン高騰時以降、野菜も高騰をつづけていたので、庭のミツバが貴重。米の消費を17%減らし、朝の市販パンの消費を25%ほど減らした。米についてはこれまで以上に真剣にネットで廉価のものを探し、足りないパンについては手作りして補っている。

携帯電話の契約はこのたび出たもっとも容量の小さいものに切り替える段取りに入っている。これで月100~200円程度(2021.10当時)安くなる。

心理的ストレスはかかえず体重は減っていない。

おわりに

 くふうしだいで古いクルマでも燃費を維持できることがわかってきた。エンジンの状態とタイヤまわりについてはふだんの音をよく聞いておくと状態が把握しやすいと思う。

いまの車の多くには燃費表示やエコ表示など、節約をアシストする機能がついていて便利だ。手計算していた時代が懐かしい。

どうも手持ちの車は、このまま維持できれば20万キロはゆうに走れそうな気がする。それほど安定した走りがいまのところできている。

あくまでも古いわが家の車での話。車種や年式などで車の機能は異なる。あくまでも自己責任でお願いしたい。

ガソリンの高騰分をおぎなう家計支出の削減に関しては健康を害さない範囲で行うつもり。


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