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強すぎる陽ざしの紫外線すらふゆの準備のためには役に立つ


はじめに

 早朝の空気がちがってきた。ゆだんすると明けがたに風邪をつれてきそう。さむさへの準備をおこたらないようにと、もとの家から掛けふとんや毛布をはこびいれた。これで夏のひっこしがようやく完了。

せっかくなので南向きのベランダ一面にもちこんだ寝具を干す。まだまだつよい陽にあててからいましばらく収納しておこう。

きょうはそんな話。

昼間と夜間で

 ここ数年は10月いっぱいまでTシャツ1枚ですごしている。11月いっぱいはシャワーだけでだいじょうぶ。12月になるとようやく風呂に湯をためる。

それでもあと2週間もすると夜に外から帰宅するのにかさね着をしたくなる。もうそんなに日時の猶予はない。そう、衣がえの季節。数日まえに停留所で冬服すがたの高校生を見た。学習サポートに来ている生徒に聞くと、この期間は上着を着るかどうかを個人の判断で決めていいらしい。

行き帰りの時間帯はそれでいいとして昼間はあつくないだろうかと暑がりのわたしは気になる。というのも学生時代、10月1日からと杓子定規にきめられた衣がえルールにしたがい、黒い学生服を着て汗をかきつつ通学していた。いまは柔軟になりつつある。寒暖のかんじかたなど個々人でちがう。健康面から適切に判断できるようになるのもたしかに教育といえそう。

さて冬じたく

 ようやくおととい、もとの家から羽毛布団など冬用の寝具をくるまではこびいれた。いずれもせんたくしておいてよかった。ねんのためきのうの午前中、天候が安定しそうなのを確認してベランダに干した。うらがえしつつ15分から30分ほど陽にあてて室内にはこびいれた。

強すぎる紫外線もときには役にたつ。短時間とはいえ陽にあてたほうがきもちがいい。ほんとうは陰干しのほうがふとんにはいいのだろうけれどもすこしは陽にあてたい。

羽毛ふとんはあたたかい空気をよく吸って2倍くらいにふんわりふくらんだ。かるいけれどひとかかえほどでけっこうかさばる。ひとり住まいとはいえ収納がそこそこあるへやをえらんだのはわれながら気がきいていたかも。

かさばるふとん類(かけ敷ふとん、毛布、冬用シーツなど)をおさめるだけのスペースをどうにか確保。なるべく出し入れしやすい場所へ。

暖房の準備

 ここは自宅兼学習サポートのひとつの拠点。いまのところ冷房についてはクーラーひとつでどうにかやりすごすことができている。さて冬場はどうか。生徒たちのために暖房をしっかり準備しないと。

エアコンの暖房ではこころもとないので、ねんのため石油ファンヒーターとコンパクトな電気ヒーターをひとつずつ準備した。このいずれかをさむさしだいで稼働させようと思う。

このへやで冬のさむさがどれほどかんじるのか、冬をこの場所で未経験なので知りようがない。おそらくは断熱がじゅうぶんでなかったもとのすみかよりはすこしはいいはずと期待しているのだが。

おわりに

 これだけ冬支度してもこのところの気象は予想をうわまわることがたびたび。暖冬の予想らしいがそれでも極端な低温をこのところたびたび経験する。はたけの数十年来実をつけていたみかんの木はのきなみ枯れてしまった。

冬へのそなえをおこたらないでおこうと思う。


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