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さりげなくわが家と職場で紙を節約できた 1年をとおしてペーパーレスへの道のりとふりかえり


はじめに

 キッチン、メモ、ノート、ふくろ、トイレ、はなをかむ…。それらでつかうもの。そう、紙のつかいみち。しぜんと節制してどれぐらいの節約になっているかしらべた。

今回はキッチンでの紙の消費について。どこからむりなく減らせるか。そのプロセスを実行中。

まずは台所

 たまたまいただいたキッチンペーパー、キッチンタオル。ものをいただいたことには感謝したいがキッチンの収納の場所をしっかりとってしまっている。わたしはじぶんで買ったことがない。

いくらするものなのか知らない。調べると4ロールで200円ちょっと。そうなのか。わたしはそのぶんおかずを充実させるほうがいい。これまでどんなときにつかったか。てんぷらなど揚げものの皿にしき、油とりにつかうぐらい。あとはこなをふる前のさかなの水けとりぐらいかな。

その操作すらめったにしないで調理している。出した油は2日程度でつかいきる。べつに料亭でだす料理ではないのでそんなにこだわらずにわずかなドリップならば、かたくり粉か小麦粉をふってをそのままフライパンでソテーしまう。これでなんとかなってきた。

たまたま関連記事をみつけた。


使いふるしの布を再利用

 では、まな板などがぬれたらどうしているか。いただきもののふきんかさらし布を小さく切りつかっている。これを煮沸するかせんたくして陽に干してくりかえしつかう。数か月でへたるのでとりかえる。こうした布もストックでつかいきれないくらいある。

かぞえてみるとわが家には災害用のローリングストックで6袋、合計24ロールのもらいもののキッチンタオルがあった。このままのペースならば使いおわるまで24年かかる。

先日もらいもののテッシュペーパー(20年前のものもあった)をヒトにあげたり職場にもっていったりで、ようやく解消させたばかり。そういえばティッシュペーパーも買ったことがないなあとこの文を入力しつつ気づいた。いよいよこれからティッシュペーパー購入デビューできるとおもいきや、ガソリンスタンドで給油のたびに毎回いただけるのを思い出した。

職場では

 このところパートで研究している。研究室ではおなじみのキムタオル。となりの研究室のスタッフの方々は毎週月曜日のそうじでゴミ出しの大きなふくろをかかえてゴミステーションにもっていかれる。

何ふくろものパンパンにふくれた透明ビニールのなかはほとんどまっ白なのでおそらくキムタオルなど。いつも手押しのトレイにビニールぶくろを山盛りにしてもっていかれる。

こんなにつかうのかとはたで見ておどろくほど。いかにもアメリカナイズされた実験スタイル。良しあしはべつとしてこういう文化なのねと思う。おそらく1か月のキムタオル代だけで数万円はいきそう。

ふりかえると…

 わたしのつかう研究室のゴミは半年ぶりにかた手に乗るぐらいのちいさなごみぶくろひとつだけ。べつに実験していないわけではないがそれほどすくない。キムタオルはつかわず布か再利用できる市販の不綿布を洗ってぞうきんがわりにしている。もしくはテッシュペーパー。

つまりキムタオルはあるけれど、もったいなくてほぼ使わない。50枚1束で500円前後。もっと厳密で清浄な機材をあつかうときにはもちろんキムワイプ(200入り200円前後)などをつかうがそれもわずかなもの。1年で1~2箱ぐらい。用途によってぞうきん、ティッシュペーパーそして不綿布ぞうきんをつかいわけている。

このぶん研究費用を節約できているかな。そうだ、ういたぶんを論文投稿代のたしにしよう。あるいはよぶんな研究費の申請をしなくてすむ。

わが家をふりかえると

 わが家にもどろう。年末が近づいているのでおもな年間で使用した紙の費用を算出してみた。

キッチン用:いただきものキッチンタオル1ロール:50円相当
メモ用紙:いただきものメモ用紙:35枚:35円相当
ノート:使いふるしののこり:80枚:130円相当
紙ぶくろ:生協宅配の再利用品:10枚、100円相当
トイレ:ちり紙(ロールペーパーでない):1束700枚×2 434円
ティッシュペーパー:いただきもの2箱 100円相当(家族が使用)
プリンター用紙:A4普通紙 50枚 40円
封筒:20枚 108円

合計で997円。まだくふうの余地がありそう。来年は半減したい。

やめたもの、リサイクルしたもの

 ちなみに新聞は6年前、FAXや固定電話は2年前にどうじにやめた。生協の個配の紙カタログは回収、宅配のダンボールや包装紙、紙カタログなどの紙はふつうに資源ごみとして行政のごみ。

スマホにメモしたり、ネット決済の徹底、電子領収書への切り替え、手紙での書類の送信をやめたりで来年はもっとへりそう。

職場のプリンターは償却がすんだので処分しようと考えている。さらにへらせないかくふうしたい。紙容器の商品をべつとしてつかう目的で紙そのものを買うことはほぼなさそう。

持続可能性の高い樹木からつくる紙だけれど、紙をつかわずに生きた木のままならばさらに二酸化炭素を減らせる

おわりに

 最近はほぼこんな生活。慣れて不便と感じない。そういえば急激に紙を使わなくなってきた。以前は学習サポートの仕事で大量のコピーをしていた。手づくり教材を出力して生徒たちに配るため。年間で2万枚ほど。これだけでずいぶん費用がかかっていた。いまはPCのモニターやタブレットに表示させ、紙に出力しない。

そういえばキャッシュレス決済になり、紙幣をほとんど見なくなった。昨今の状況もあり紙幣にふれなくなった。紙をあまりつかわない生活へとなっていきそう。


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