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家で復習や受験にほんとうに使えるノートとは

(2024.2.19加筆)

ありがとうございます

はじめに

 10年まえの生徒たちにつかったアドバイスがでてきました。いまもって学習につかえるノート活用法なのでここへ残しておきます。

学習に使える手持ちのもの

 家で復習をするのであれば、ごく短時間に済ませるほうがいいという意見にみなさんも異論はないでしょう。それには学校の授業でつくったノートがどんなふうに書かれているかが鍵をにぎっています。

「それって先生の書いたとおりにできているかでしょ。」
「う~ん、そうではありませんよ。」

じつは先生が書いたとおりだけではどうしてもうまくつながらないことが多いもの。ひとりで理解するにはその行間を埋める必要があります。

「それはどうやるの?」
「それを補うのは先生の授業中の話をよく聞くことです。」

じつは先生は黒板に書くこと以上に、話す内容で生徒たちに理解してもらおうとしています。したがって、ここは自分があとで思い返すときに大事だなと思ったことは、たとえ先生が黒板に書かずに話したことの断片でも、しっかりノートの行間に補っておくとよいのです。

再現できるか

 どこかで触れたかもしれませんが、だいじなのは復習のときに授業のようすを思い起こせるかです。再現するため、思い出すためにノートがあるというごくあたりまえの話。もう一度とりあげました。

こうしてできたノートはあなたにとって貴重なものになり得ています。これなら家で復習する際に授業の内容を再現できるはずです。

もしそれができないときはまだ自分でノートづくりの腕を高めていかねばなりません。授業はそうした力も同時に養成しているのだと思ってください。黒板(白板)を写すのがせいいっぱいというひとはもう一度ふりかえってみて。大学の講義ではいずれ走り書きするのがふつうになりますよ。板書しない方も多いです。

ノートを作る目的はふりかえるためにあるのだということ。つくって満足するのではなく本末転倒にならぬよう、そして復習に励んでください。これに成功したらそのまま受験勉強のためのノートにもなり得ます。


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