これからようやく行動するにあたりデザリングにしか使っていないスマホが案内役に使えそうだとようやく気づいた
はじめに
あまり出歩かないでいた。その理由は昨今の状況のもと、基礎疾患もちなため自重していたから。しかしそうも言ってられない。ごく最低限の会合などには顔を出さないとならなくなった。
昨今の状況下ではリモートで済ませたのでむしろ気楽で、それ以前にふつうにやっていたことにピンと来ない。どこかぎこちなくどうしていたのかすぐには思い出せない。それをサポートしてくれる道具が身近にあった。
きょうはそんな話。
ひさびさの予約
もう何年泊りがけの出張をしていないだろう。それすら思い出せない。たびたび通っていた場所へ向かうのですらあたりまえすぎて無意識にやっていたにちがいない。だから記憶に残らない。瞬時には思い出せないし、当時とはさまざま移動のためのシステムが変わりとまどうばかり。
なんとあれだけひんぱんに利用していた航空機や新幹線の予約方法すらよくわからず、先日はなんとわが子に「飛行機の搭乗までの方法」を聞く始末。予約のしかたによっては自動発券機やかろうじて残るみどりの窓口などかえって使わないで済んでいた方法へ意識を働かせないとならない。
むしろわずらわしく不便になったような感じがした。利用していた頃は人手をかけて構築されたシステム。「ヒトまかせ」でやっていたのかもしれない。いまでは機械利用があたりまえで操作は自己責任に変わったのだろうか。わたしとてヒトまかせにしたくないし、自分でやれるならそれがいい。
おそらく慣れていないことはなんでもそうかもしれない。一度使えばなんでもないがはじめてだとそうなりがち。
ひさびさの都
そして、こちらも何年ぶりだろう。このクニの中心部に立ち寄る。わずか半日だけど時間がとれてある方にお会いする。なにぶんにもはじめての場所。はたしてスムーズにその場所と時間で会えるだろうか。
これまでは山手線の内側で用事を済ませる機会が圧倒的に多かった。こうしてあらためてふりかえると外側をおとずれるのは5回に1回もない。今回は昼の飛行機で羽田へ、さらに新幹線で西にむかう予定。品川を使えるのは便利。その日のうちにもどり翌日は山手線沿線をうろちょろする。
以前の記憶はまったくあてにならない。何年前だったかすでにわすれたが地下鉄の難解な路線図をまえにほんとうに目がまわりうごけなくなった。
そうなるまえに
混雑のなかとまどわないでいいように、確固とした手がかりを得る方法を身につけておこうと、ふだんデザリングのwifiルーターにしか使わないスマホをとりだしアプリを導入。すこしでもあつかいになれておく。いまやそうした道案内のアプリがつかえるいい時代。
20年以上むかし、コンパクトなポケットに入るメモ帳サイズの地図を何種類か持っていた。出張のたびに主要な街のものを手に入れて携えて出かけた。これでけっこう思いつきで行きたい場所にたどり着いた。
それ以前はもっと大きなおりたたむ地図を持ち歩いたことも。これを街中でひろげるのは勇気がいるが。
おわりに
携帯電話やスマホがない時代といまでは持ち歩くものがちがう。逆に当時どうしていたかすでにわすれつつある。
待ち合わせで出先からなにか伝えたいときにどうしていたか、すでにぱっと方法を思い出せない。たとえば「電報」ってどこで打っていたか思い出せない。たしか利用したはずだが…。
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