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ヒトの縁とは:あらたなやさいの販売所をさがしあてるまでのきっかけとは


はじめに

 半月まえに「こんなヒトに出会えたら…」のnote記事を掲載。

そのときにあらたな出会いとなった販売所をどうやってみつけたかについてはふれていなかった。これもまたふしぎなつながりでみつかったのでふれておきたい。

きょうはそんな話。

ふしぎな縁を感じた日

 ある日、新幹線をつかいはるばる農業関係のある会合(自宅から400㎞ほどはなれた場所)に参加。初対面の産官+民の総勢50名ほどあつまった。

そこで同じ市内の方(醸造業)と偶然知りあった。その方の店に興味をもちしらべたことがきっかけになりつくられる商品のみそを販売するべつの店を知る。そこは当時の自宅からわりと近く(車で20分)に理想的な野菜販売所。こだわりの野菜をおもにあつかう。

なんとそこは長年お世話になる医院のそば、むすこの通っていた高校の目と鼻のさき、そしてむすめの住んでいるアパートから歩いて3分のところ。さかんに行き来していたところなのに路地ひとつはさむと気づかないもの。しかもそこを遠く離れた場所で知ることになるとは。

善は急げ

 冷静にふりかえるとなんともじぶんの都合だけでことを運ぼうとしたのか。まあ、その当時はそれでせいいっぱいだったから客観視できずにしかたない。生産するやさいの売り場をさがしていたこともあり、ただちに行動に移した。

さっそく連絡をとり訪問した。機械をつかわず手作業のみで育てている野菜を置かせてもらえないかの相談。

相談の結果は…

 いつもつかう農協系の販売所ではどんな野菜もいっしょにならべるので、こだわって作った分もふくめて混然と売られてしまい、それをめあてに来られる方へはとどかない。つくった野菜を売っていると、こだわりと手間をおしまずにつくったことを理解してもらえる方々の集う場をもとめているとはなした。

もうひとつの理由は翌年の種子を準備する作業が待っているから。野菜のリクエストにこたえるには、早めに予約をいれないとすぐに種子は売り切れてしまうから。

いままでこの販売所のまえを気づかずに通り過ぎていたことかと思う。縁のちからとはふしぎなもの。

すこしまえに話をもどすと

 まだ何の話かわかりにくい。話をすこしまえにもどそう。上記の会合でたまたま知り合った方のつくるみそ・しょうゆの話が気になり、帰ってからHPを探しあてた。その方のつくるみそ・しょうゆは、むすめが勤めている有機農産物取扱店でも扱っているこだわりの商品だった。

経営のかたわら、知り合ってからなかなか敬服する方とわかる。製造法などをきわめるため大学でまなびなおし学位までとられた熱心な方。商品へのこだわりは半端でない。そしてむすめがよく知る人物だった。わたしが知らないだけ。けっこう地元ではこの業界では知られている方のよう。

さらに気になり、そのお店のHPをくわしくみると商品(みそなど)の買える店一覧がある。そのなかに見知らぬ野菜販売所をみつけた。なんとご近所といっていい。

その野菜販売所のHPを探しあて野菜を扱ってもらえないかの相談のコンタクトをいただけるまでわずかに10分ほどのできごと。

おわりに

 さて、数日後にやさいをたずさえ訪問しての結果はというと、OKをいただけた。さっそくお店の一角をお借りして野菜を置かせてもらえることに。そこからのちの顛末については上に添付したnote記事に。

同じ県内でせまい自分の興味のことなのでかかわるヒトビトはかぎられるのかもしれないが、探しつづけていたものがこんなに近くにあるなんて…。ここにはそれだけの縁があるのかもしれないなあとも思いつつ家路についた。


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