毎週のステーションで知ることしの夏の暑さとビール飲料の消費のようす
はじめに
きょうはこの地区は缶・ビン・ペットボトルの日。朝の散歩のついでにこのマンションのゴミステーションに目がいく。うずたかく積まれたアルミ缶。ほんの数種類のおなじみのビールらしい。横目でちらりと見て通り過ぎる。缶飲料を口にしないわたしはこの曜日のゴミ出しはほぼなし。
ことしの夏はさぞかし売れたにちがいない。そう思いつついつもの散歩コースに向かう。
きょうはそんな話。
売れ行きは…
飲料メーカーではまだ8月、9月のデータは出ていない。もうしばらくあとか。7月初旬に出された1~6月ではむしろ減少。
暖冬だったにもかかわらず、冷やして飲むビールの消費は伸びなかったらしい。その分は第3のビールなどの消費へとまわったらしくこれらのアルコール飲料の占める割合が5割を越えたとのこと。やはり消費者のふところぐあいのほうが売上に直結するらしい。
さて、7月以降の暑さはどのようになったのだろう。家ではもちろん、ビールをめったに口にしないわたしですら、この夏はいくたびかの会合でビールを口にした。乾杯のおつきあい程度。
始まってからのちはノンアルコールビールでいかにも飲んでますよのスタイルを通した。このわたしですらビール類に出会う機会が少なからずあったので、おそらく世間ではもっと飲む機会があったにちがいないと勝手に想像。
ところが
研究パートの研究室の学生たちに聞くとそんなでもないという。あきらかにわたしの学生当時(バブルの真っ最中)と比較するのがよくないのか飲む機会はそんなにないという。
すでに大学内ではアルコールはご法度。全国あちらこちらで大学関係のアルコールにからむさまざまがあり、昨今の状況もあいまってまったく学内でアルコール飲料を目にしなくなった。
むかしはこの時期に学内の生協で昼間からビールを出していたのだから驚かれる方もいらっしゃるかもしれない。いまでは信じられない。じっさいにその話をしたら学生は最初は信じてもらえなかった。「あの、生協の食堂でですか?」という。
そんなに飲めない
さて、けさの散歩でつらつら思った。ひと晩に1缶の缶ビールを飲めばひと月にビール代で7千円前後。夏のあいだだけでなく年間飲みつづければ8万円前後。これをどうとらえるかはヒトそれぞれ。
日頃のつかれをいやせるならば、これ1本のために働いてもという方もおいでだろうし、1本に抑えている方もなかには…。わたしはまったく買ってまで飲もうと思わないから、その10分の1ほどの代金を野菜ジュースに置き換えてつかう。
おわりに
もしもわたしと同居人がいたらなんとつまらないたのしみのない生活を送っていることだろうと思うかも。アルコールをつくるのは好き。あくまでも実験や研究目的で。醸すプロセスはほんとうに見ていて興味がつきない。
しゅわしゅわ立ちのぼる炭酸ガスのつぶつぶをずっとながめていても飽きない。酵母たちによる1週間の作業でヒトビトが所望する酒のもとをつくりだす。
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