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梅雨の空のした、にわの花々とすごすとき


はじめに


 ほったらかしのうちのにわ。住人にはおかまいなく、花々たちが咲きみだれる。いつのまにかうちに住みついたものが多い。そのいくつかのきょう(2022.6.18.13:00)のようすをパチリぱちり。

オニユリ:開花しはじめたばかり


平日は…


 このところ車で出かける機会が多い。つまりいえをるすにする(あっ、みじかい回文♪)。するとにわに出てながめることがごくすくない。それでも季節のめぐりがくりかえされ、時季ごとにおなじみの花がひらく。

玄関から庭にでて車のドアをあけるごく短いあいだ、それらの花のようすがりと目のはしにのこる。ああ、もう6月なんだと、花々がおしえてくれる。はやいなあ、このあいだ正月だったのに。

ヒメジョオン:繊細でアップがきれい


休日は…


 休みになるとなったで家事がまっている。昨今の状況下、リモートでできるしごとが「つぎはぼくの番だ。」といくつもならんでまっている。わたしが着手しないといつまでもそれらは列をなしたまま。なかなかにわに出られない。

「ちょっとまってて。」とそれらにいいながらズームレンズをつけたミラーレスカメラをひさしぶりにたずさえにわにでる。

出たらでたで、「ああ~草がのびた~刈らないと。」と横やりがはいる。リラックスしたい気分なのにまたもならぶものをふやしてしまう。そのぶんまっている列はながくなる。


むかしは…


 ひとむかし前のこのにわはけっこうきっちりしていた。にわに出て作業する家族もいまより多かったし、なにより、転職後の自営の職場は家から何歩かでいけたし。いやおうなくにわですごす機会がおおかった。

するとやはり手を入れたくなり、だんだんと見栄えがよくなった。体裁がましになるとそれはそれで手を抜きがめだち、すぐに手を入れたくなる。

それで維持できていたが、いつも「にわが…」と頭のすみからはなれないでいた。それはそれでにわしごとに没頭し、けっこう時間をつかっていた。

モモイロヒルザキツキミソウ:たくさん群生して咲く


さいごに


 どこにじかんをつかうか。じぶんののこりをかんがえたら3分の1は睡眠。のこりのうちの半分はたべるためのしごと。そしてつかえるのはそののこり。自由になるの残余はあとどのくらいだろう。なるべく満足するようにつかいたい。

そのためには1日1日をむだづかいしないで生きないと。

シバフタケのなかま:菌類だけど…ことしはたくさん出た

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