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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2022年10月の記事一覧

レンズなしのピンホールカメラ:あきばこでつくれて撮影できるふしぎなしくみ

はじめに  学生のころ、カメラに興味をしめしたわたしはあきばこでつくるピンホールカメラにはまった。目からウロコとはまさにこれ。シンプルでアナログ満載。しかもできあがる写真は独特なおもむきがある。 メカニカルで精巧なカメラ、そしてレンズにたよりがちなわたしのカメラ感と写真へのイメージはあっというまに瓦解。ひかりって... 不可思議。 学生の実習で  もとをただせば、それは大学の教職課程の実習で。半年間、自由にグループをつくり実験テーマをきめて得た結果をまとめて発表。審査

昨今の状況で家にとじこもり色白になりながら世代間の歩みよりについてかんがえた

はじめに  昨今の病の状況がつづきほぼ3年ちかくになる。適応するための生活がふつうになっている。 家のなかにとじこもる生活なので夏をすぎたあとなのにいままでになく色白。極端に陽にあたっていない。この状況前の農業で色黒だったのがうそのよう。陽にあたってできるビタミンはできてないだろうな、きっと。 すこし見なおさないとなと思いはじめた。でもこんどはからだがこの状況に慣れてきて加齢もあり、うごくきもちがわいてこない。皮肉なもの。 この生活は…  昨今の状況は1年目には長く

1杯のコーヒーをきっかけに午前から午後へきもちをきりかえる

はじめに  1日1杯だけコーヒーをのむ。ひるごはんをたべたのち、あらいものを済ませてほっとひといきの時間。 その1杯をきっかけにして午後へのきもちを入れかえる。 日課になった  びんのインスタントコーヒーをよくいただく。かれこれ10年以上。それがきっかけとなりコーヒーを日課に。ほぼ毎日ひるごはんののちに、ふとひとやすみの時間。ニュースを見ながらが多い。するとその日のあらたな世のなかのできごとに接する。この1杯をきっかけにしごととやすみ時間のメリハリをつける効用を以前記

視力をおとしつづけてめがねを必需品としてしまった生活

はじめに  仮性近視と医師から診断されたのが中学2年。それ以来、じわじわと近視にすすむ。大学にはいる頃にはつねにめがねをかけつづけるようにいわれた。 それ以来、裸眼でよく見えたことはない。めがねを必要とする生活について。 かけつづけなくても  中学2年のころ。席がえで教室のいちばんうしろに。すると黒板の字がかすんで見える。つかっているチョークがかわったのかなぐらいに思っていた。授業が終わり日直で黒板の文字を消しに行く。するとはっきりとみえる。 すこしはなれるとぼやけ

もうすぐ300記事 noteをつづけてみずからの文章の「くせ」のいくつかに気づいた

はじめに  もうどのくらいになるだろう。毎日のようにキーボードにむかい文章をつくりはじめて。 ことばをあたまからひきだして下書き、1日おいて清書、そして投稿。この手順で、みずからのことばのくせや傾向が見えてきた。他人の文と思えば容赦なくはぶいたり、かえたり。 気づいたいくつかについて。 下書きについて  すこしまえまで紙に下書きして赤ペンで修正、それを見ながらキーボードで入力していた。ほぼ完成した文章を入力する。ただでさえ見ぐるしい書きなぐった文字。それに朱をいれ、

一眼レフからミラーレスへ ライトユーザー向けの一眼カメラをつかってきて

はじめに  かれこれミラーレス一眼のカメラを4年ほどつかっている。カメラといえば最初はフィルムを必要とする一眼レフだった。 そして仕事で撮影、趣味でも撮る。 昨今の状況下、仕事以外では家に閉じこもり外出といっても庭に出る程度がほとんど。カメラをむけるのは一年をつうじて家の内や外。庭の花木が多い。これまでのnote記事のタイトル画像のほとんどが家のまわりで撮したオリジナル。色を再現しようとするとカメラのあつかいはけっこう奥が深い。 なかなか肉眼でみたほどの色や雰囲気をだ

車をあらうと雨が降る、ふたをすてたあとにあきびんが出てくるなどの奥にあるもの

はじめに  世のなかはある確率によりうごいている。科学者のはしくれとしてつね日ごろささいなことにこころをうごかされずにやりすごしていきたい。 そしてわきまえつつ理性的?に行動している...つもり。だがそうはさせてくれないらしい。天の上から見ているのかな。そんなありふれた日常の一瞬だけさざめくことからすこし先へ。 用事にむかうには  まわりは人工のものよりも自然のもののほうが豊富な中山間地。そんなところでくらしているとどうしても車が必要になる。しごと、買い物、病院通い。

ほのかなかおりをまとうようすをイメージして実行してみる

はじめに  しごとに関連して食品や香粧品のかおりをとりあつかう。ここでは目的はふれられない。論文などをしらべていて個人的にかおりに興味をもった。 しごとがきっかけでひさしぶりにほのかなかおりをつけるきもちになった。 ちなみにタイトル写真はバレンシアオレンジの花とつぼみ。開花するととてもかぐわしい。 実験室の…  研究パートで実験室に出勤してまずへやにはいると、換気をしてもつねにどの薬品かわからないがほんのわずかその存在に気づく。においのつよい薬品はそれ相応のしっかり