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きまぐれエッセイ

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日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
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2022年8月の記事一覧

たべたビワのたねを蒔いてみた:気長な15年の顛末記

はじめに みごとな茂木ビワを知人からいただいたのはたしか15年前だったはず、季節は4月ごろと思います。 おいしかったので種子を庭のいたるところにぱらぱらと蒔いておきました。それこそ「鬼は外」をするようにです。あいかわらずわたしにはよくありがちな行動。 やがて忘れた頃にあちらこちらにビワが芽をふきました。それ以降の顛末記。 ヒント:写真のビワを食べながらこの記事は4月に書きました。 まずは先達に… 先日の記事のアボカド同様、ネットで検索するとビワをけっこう育てていらっし

ふいに窓から見える庭のようすをスケッチしてみた

はじめに ふと絵を教える機会があって、イーゼルなどをたてつけてデッサンの手順を説明。そのついでに目の前に見えている庭のようすを説明のために6Bの鉛筆で描いた。 せっかくなので、生徒を待つあいだすこしだけ描きすすめてみると…。 半年ぶりに 絵を描くことについては昨年の11月の記事以来。このときにはデッサンについて以前からの経験を記した。半年ほどになる。 それ以降、絵を描いていないかった。先日、仕事でイラストが必要になった。依頼内容を関係先に伝えるために、下絵を「いらすとや

町を自転車でめぐるゆったり感はみずからの好奇心とシンクロしやすい

はじめに ヒトのあつまらないところを中心に街歩きをする。このところnoteでひんぱんに記事にする。昨今の状況下でそれほどまで歩いてなかったから街の雰囲気は新鮮。 しごとの休憩時間などにこれまで足をはこんでいない路地などに行ってみたくなった。既知のところを早まわししたいので自転車をつかう。じぶんの居場所を適度にワープさせられる便利な道具だから。 このことに気づいたのはわりと最近のこと。 自転車の効果 職場にしている街なかで自転車を使えるようになった。 しばらく独立してい

地方で町おこしとはべつのおだやかに「集落を閉じていく」方向のしずかな生きかたを選べないだろうか

はじめに 最初に記すが全国各地でおこなわれている「町おこし」の各種の行事やしごとについてとやかくいうつもりはない。それらは尊重されるべきだし担当されている方々には頭が下がる。 しかし、どうもにぎやかでないと、活性化しないと、交流がさかんでないとうしろからせっつかれるように活動する全国津々浦々の現状につかれてしまう自分がいる。手をこまねいていては地域経済が成り立たないとか、うしろむきなのはヒトの生き方としてはとかいろいろ聞こえてきそう。 無理をしてないだろうか。 しずかに

徒歩と自転車による「街歩き」のわたしにとってのあるたいせつなメリットとは

はじめに 典型的な方向と方角が認識できないタイプ。いま来た道すらどれやらあやしい。したがって理系のわたしはいまある太陽の位置や木々の幹に苔のはえている側はどっちかとか、探偵のごときうごきをしながら街なかを進む。それらの手がかりをたよりにすすむ。このところしかたなく自動車での移動がつづき迷いつづけている。 この状況下であらたな場所での道のつながりかたを、わざわざ車を降りて歩きと自転車で身につける。わたしなりの克服のしかた。 笑えない方向と方角のずれ たしか京都だったかな。あ