マガジンのカバー画像

きまぐれエッセイ

431
日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

現在の100円の価値と重みを切実に感じる 30年前と今の生活では明らかにちがうと意識してしまう

はじめに なかなか生活に余裕がない。ただ何とかしごとがあり日々の米にはありつけている。それはとてもありがたい。周囲に感謝しないと。 とくに金銭感覚はバブル真っ只なかの30年前を比較の例にすると、おなじ国だろうかと思えるほど格段に変化していると感じる。両方の時期を経験してきたので記憶をたどりつつようすを記したい。 昼に何を食べるか 昼食での比較がわかりやすい。30年前について思い出しつつ示したい。職場の食堂、もしくは同僚とともに配達弁当(職場内でつくっていたもの)、あるいは

10数年すごしただけの生まれ故郷  いつまでもいとしくみずみずしい感触をのこす理由とは何だろう

はじめに すでにいまの土地に居着いてからの期間のほうが、生まれ故郷ですごした年月よりも圧倒的に長くなった。 物心ついてから10年あまりしかすごしていないはずの場所がいまでも無性になつかしいし、いとおしい。なぜそう思えるのか。そしていま住む土地にその愛着の想いは共通するものだろうか。 たどれる時代 ネットで世界じゅうのほぼどこでも見られるようになった。なかにはリアルタイムで。路地裏や山道すら進んでいける。まさかこんな時代が訪れるとは夢にも思わなかった。 とくにこどもの頃に

コーヒーを飲むひとときをもつ習慣によりきもちのONとOFFの調節をできるようになった

はじめに 仕事がらなのかきまってコーヒーをいただく。コーヒーを好むのでよいのだが、あまりにもふんだんにあるのでいつしか昼ごはんのあとの一杯が日課となった。 やがてコーヒーをたしなむ際には、いったんリラックスしたきもちをもてて、メリハリがつけられるようになった。コーヒーがくれたよい習慣。 昼休みには 朝早く起きる。すると11時頃にはすでに空きっ腹になり、効率が落ちてくる。仕事も脳のはたらきのどちらも。したがってこの時間の運転をなるべくしないで済むよう段どりする。 職場では

夕暮れどきの細い月と金星、木星、そして土星 運転席からウインドシールド越しにふと眺めるひととき

はじめに 新たな仕事を副業として得て1週間がすぎた。11月から準備で勤務していたが週2~3回のフレックス制のマイペース。 帰りの運転席のウインドシールド(スクリーン)越しにごくごく細い月が大きく西の空に。ホッとする時間。 手の調子をみながら 一時期、腱鞘炎でほとんど字が書けなかった。いまもって手書きの文字はミミズの這ったよう。それでも書けないよりはマシ。 PCのキーボードで打つ文字の入力はブラインドタッチでなんとかなってきた。そのおかげでnoteに100以上記事をおこせ

理系学生のいちばん伸びるとき ある大学の講座での卒論の経験から

はじめに 現在、リモートワークのかたわらある企業の研究開発の手伝いをしている。他の人との接触の機会はほぼない状況。その職場でひとりおもむろに実験器具に触れていると学生当時がよみがえった。 あの頃は雑念にとらわれずに一心不乱にうごけていたなあと感じる。学生の特権。すべて周囲の方々のお膳立てのおかげで技術とコミュニケーションのたいせつさをスポンジのように身につけていく。 まさに車でいえばエンジンの部品を組み上げていく段階。そこでの経験から社会に飛び立ち首尾よくエンジンのかかる

快晴の日をもったいないと思う気持ちをプラス思考に変えられると気づいたこと

はじめに このところ何度か澄みきった青空をあおぐ日がつづいていた。こういうときにかぎって室内での仕事。仕事休みの週末にはなぜかぐずついた天気になりがち。 そのめぐりあわせを恨んでもしかたないが快晴の日を惜しいな、もったいないなと満たされない気持ちが湧く。ところがこれまでのいくつかの経験から見方が変わってきた。 空をあおぐと… いつからか家を出るときに空をあおぐ。基本的に「家を出る≒車を運転する」のでしごと先での天候を何気なく気にしておこなう。 ところが家といちばんはなれ