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わかいヒトへのメッセージ

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小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。
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2021年10月の記事一覧

気分を落ち着けられる作業と文具 鉛筆を手で削り、1本100円のシャープペンシルを25年間使いつづける

はじめに 文具はそれぞれの人にとってそれなりにこだわりがあるもの。たとえば数年前まで幼稚園時代の工作用はさみを母のつけた布製の名札をつけたまま使っていた。物もちがよいようだ。 さて、話は筆記具にとぶ。これまで基本的に木の軸の鉛筆を使いつづけてきた。もちろんシャープペンシル(和製英語。米語でメカニカルペンシルのこと)もときには使う。 鉛筆のかたわらにある1本のシャープペンシルは25年前に100円で買ったもの。酷使しながら使いつづけている。 それら文具にまつわるできごとと、

わくわくしているヒトには周囲の人をひきつけてうごかす魅力がある

はじめに これまで多くの人との出会いがあった。前記事に書いたように影響を少なからず受けた先達の方々もいる。 人としての魅力とはなんだろう、その人とお近づきになりたいと考えられる要素や特徴ってなんだろう。 わりとわかりやすく表出しやすいところについて記したい。 多くの人がいる これまでさまざまな人に接してきた。ああ、この人おもしろいなあとか、個性的とか、ちょっと近づけないとか。たいてい好奇心だけでとりあえず怖いもの見たさでそばにいることもある。その点はわたしのほうが変わっ

小学校で出会ったふたりの教師から受けた薫陶と影響の大きさについてふりかえる

はじめに 多感なこどもの頃、義務教育で通った学校の教師。彼らからは自らの人となりをつくる上でおそらくさまざまな影響を受けてきたはず。良しにつけ悪しにつけだれでもこの9年間はある。 ほぼそのまま納得のうえで伝授されるもの、かたや文字どおり反面教師として参考になるもの。 複数の教師との出会いのなかではぐくまれて渾然一体となり、ひとりの人間にそだつ。 いちばんわかりやすい自分の場合をふりかえり、教育の現場に立ちつづけている身として、どれだけの影響を受けてきたのか、そして基盤

人とヒト テレワーク(リモートワーク)を5年ほど併用して思うこと

はじめに あれっ、昨今の状況って1年半ほどじゃない?とタイトルをご覧になって思う方が多いことだろう。 じつは5年半ほど前からSkype、LINE、Zoomなどを使い、自宅とその近くの職場から、生徒たちのサポートをおこなってきた。 これでもネット環境に制限の多いこの地域での導入はそんなに遅くないほう。前職の中心街とはちがい、自宅エリア内には相談できる方すらいない。それなりに試行錯誤の連続。 ここまでやってきていろいろなことを経験してきたので、思うところを記しておく。 テ

自信のないままに自らの進路を選んでいった10代の頃をふり返る

はじめに  最近サポートする生徒の進路をきっかけに思うところがあって、自らの進路選択の当時をふり返ってみている。 前の記事につづいて、今回は進路を模索していた高校生~大学生の頃について触れたい。 当時の自分について記憶をたどってみた。 専攻を決めるにあたって 中学までは地元の工業高校(家から歩いてすぐ)にすすみ、機械工になろうとばくぜんと考えていた。自動車のエンジンや電化製品を組み立てる自らの姿を思い浮かべていた。 結局、進路は定まらないまま普通科の高校へ。中3の受験

バンクシーと芸術におけるNFTと・・・

はじめに 絵や美術は趣味の範疇。描いたり鑑賞したり。生業にする道は選ばなかった。その立ち位置からみた最近の気になることがらを記した。 バンクシーを知るまで 高校の頃。普通科の同級生の多くは大学に進むのが当然のごとく話す。中学までは機械工になるつもりでいたわたしもようやく自らの立ち位置での進路をそれなりに考えはじめ、化学者になるか美術か技術家庭の教員かなと思っていた。 いずれも色彩へのあこがれがもとになっていると思う。さまざまな自然物や生き物、天然・人工の色のもつ豊富さと多

十数年後のわたしに聞いてみる 二酸化炭素対策車ならびに運転支援システムの一般道での普及はどちらが先だろうか

はじめに 自動車の変革期に来ているのは間違いなさそう。地球温暖化をくい止めるうえで自動車に由来する二酸化炭素発生量はかなり大きい。 同時に自動車事故、運転ミス、そして混雑などをへらす上で、コンピュータの支援の度合いを高めていくのは時代の趨勢か。果たしてどのように進展していくのだろう。 あくまでも郊外暮らしの自己本位の1ユーザーの私感であり、妄想。いつまで運転するかも絡んでくるので一度考えてみた。 車を買い替えていく いまは中古のガソリン車を通勤や買物に利用している。昨年