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家しごとにまつわる話

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日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。
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2022年6月の記事一覧

リモートではないのに1日だれにも出会わないしごとから今後を予想した

はじめに  研究施設ではたらきはじめて、スタッフのみなさんにおせわになっている。ところがいぜんはたらいていたときはとさまざな点でちがいを感じている。 とくに昨今の状況の影響はとても大きい。今後のこともあるのでそのようすを書き記しておく。 はたらいてみておもうこと  以前はたらいていたところにお世話になっている。当時(20年前)とくらべてちがうなあと感じたことをいくつかあげてみる。いずれもヒトとの関係性について。 まずは昨今の状況がつづいているため、学生さんたちのたくさん

おとなのわがままとこどもの理性 家庭で理性をたもちつつ勉強を教えるには

はじめに  こどものペースにまきこまれてしまい、つい感情的になってしまう経験者は多いだろう。 この無邪気かつ小悪魔的存在に対峙し、いかにして大人の体面をたもちつつ理性でもって教えられるか。この乗り越え難き課題に立ちむかい、そのはてにたどりついたさきには…。 夏休みまであと3週間あまり。ことしこそはリベンジをとお思いの方々へ。 おとなとこどものあいだでは  「クレヨンしんちゃん」を読む(もしくは視聴する)とわかるが、しんのすけはなかなかのくせ者。彼のペースをいつも維持して

それほどヒトの多くない疲れないですむ落ちつける街をさがす

はじめに  「みやこ」にむかうたびにいつもこう思う。「ああ、ヒトに酔ってしまった。」そして辺鄙なところにある家にかえりつくと、たまったつかれがどっとでて倒れ込むようにへたりこんでしまう。 極端なのかもしれない、わたしだけかもしれない。そう思っていた。でもそういうひとがけっこういるとわかってきた。 じつは都心に事務所をかまえ、園遊会に招待されるぐらいの肩書の方から「いっしょにしごとをしないか。」とおさそいいただいたことがあった。ところが迷わず丁重におことわりした経験をもつ。