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しごとにまつわる問題

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ヒトと出会ってはたらいて、それにともなうあれこれ。こころに浮かんだり、前むきに行動するきっかけだったり。つらつら記します。
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2023年4月の記事一覧

農業をやっていたころはつねに天候を気にしていたことをいまになって知る

はじめに しばしば出会うヒトと出会うとまずは天気を話題に。くわえてわたしの場合、起きて寝るまでいつもそらのようすを意識していると気づいた。 この習慣、農業をやりはじめた10年ほどまえから身についたようだ。はたしてそれ以前どうしていたか。ふいにヒトに出会うととたんに「きょうは・・・。」と無意識に口をついてでるほど。 きょうはそんな話。 そらを見あげる 種子のじかまきの時期。ちょうどこのころはよくしたもので数日おきに雨が降る。それを見こしてそれまでに土をたがやし、酸度の調整

昨今の事象をきっかけにこれまでの価値観を見なおしてきもちを整理した

はじめに 彼の病の流行により、世の中全体がさまざまな分野で影響を受けている。 わたしのなかでは流行前にはみずからの「持続可能性」についてはいくぶん漠然としたイメージだった。ところが事態が長びいてくると、こつぜんと具体的な事象としてあらわれてきた。目の前に姿をあらわしたと言っていい。より広範にその「持続」の意味を具体的に考えるきっかけになりつつある。 こうした機会は一生のなかでそれほどあることではないだろう。きのうと1か月前の記事につづいてここで整理してみよう。 彼の病を

ひたすらこもっていた時期とくらべて青空をみるともったいないと思えるようになってきた

はじめに  昨今の状況からまわりをうかがいながら、用心しつつうごきはじめたかんじ。ちょうど穴から顔だけ出しているみたい。きもちはすこしだけまえのめりになりかける。 いや待て。そんな立場じゃないだろうともうひとりのじぶん。そう、老いた両親だけでなくわたしも基礎疾患もち。うっかり近寄れないし、しっかり世話するのはいままでとおなじ。きもちばかり先走り、慣れて身についた行動で制御する感じ、 街のきぜわしいうごきを遠まきにしつつ、そんな微妙なきもちをかかえる日々がつづいている。ま

高校数学は各単元がむすびついていきこれから身近なこと、おもしろくなるところでおわってしまう

はじめに  どの学問分野もおなじかもしれないが数学はその極端をいくほうかもしれない。難解で抽象的な数や関数のそのさきにはじつはちがうせかいがひろがっている。しかもあらわしかたがちがうだけで各単元はむすびついている。 きょうはそんな話。 いっきに難解なせかいへ  たしかに集合などとくらべて、図形の特徴をまなぶ幾何学や数のとりあつかいなどは千年、2千年の単位で過去のヒトビトの考察。やっと高2年生あたりでならう微積分の考えがまとまりつつあるのが500年ほどまえだし、確率など

学習サポートなどでせわになった大量の資料の整理をしつつふりかえる

はじめに  ようやく見えつつある。なにかというと紙類を中心にした資料の整理。 自宅にほとんどを置いてあり、これまでたずさわってきたしごとに付随したものばかり。そのほとんどは紙で出力したものや購入した本、テキスト。 その多くは何度も手にしてなかにはよれよれになったものも。思いいれがある。そう言ってもいられないかたづけないとこの家には来年はいないかも。 きょうはそんな話。 ひたすらかたづける  きのうecomoの数字のカウントをたしかめた。すでに350キログラム。

7年前のみずからのつたない文の内容をボツにせず、いまの時代に照らしてみるとこのクニの混沌がみえてくる

はじめに 2016年に記した文章を見つけた。2021年度からこのクニではじまった新入試。5年後に導入されそうな内容に関して、2016年当時にわたしが書いたもの。 そのころはすでに学習サポートを主宰。学習で困っている児童・生徒の支援。不登校生やさまざまなハンディキャップをかかえたこどもたちを中心にみていた。 7年前をふりかえり、わがクニですすみつつあった計画とわたしが予想したこと、そして7年後のいま、なにがどう変わったか身勝手に批評。各方面の方、内容についてぶしつけな点を

たまりにたまったリサイクルにまわすしかない紙類をecomoへもっていく日々

はじめに  自宅を中心に紙類がたまってきた。 ズボラなわたしにとってごみステーションにもっていくのはなかなかやっかい。そこでフレックスタイムの通勤の途中でecomoのある店に立ち寄る。紙1kgで1ポイント。わずかなようだが意外とあっさりたまり、その店の買い物どきにつかう。いらない紙が晩ごはんの魚に代わる。 きょうはそんな話。 ごくふつうの作業  紙をリサイクルするのはごくふつうのこと。一般の仕分けの「もえるごみ」にきれいな紙やテキスト類をださない。なぜならズボラだか

いまのしごとからつぎにすすみたいので家にある資料をあたまのなかとともに処分・整理していく

はじめに  ミニマリストは理想。身軽になりたい。そのために長年つづけてきたしごと関係の資料や道具の整理をはじめた。しごとをしながらなので時間がかかる。 思いいたりはやくも数週間。ようやく道なかばに達しつつある。なかには資料の一部をひきついでくださる方も。たまたまの時期に出会ったので大事に接しなくちゃ。 きょうはそんな話。 大量の資料  やはりこんなにあるかというほどの量。自宅を中心に置いてあった分。それでもこんなにある。書籍、テキスト、手づくり教材の数々、教具。それ

いつのまにか翻訳アプリをしごとのなかでしっかりつかっていた

はじめに  このところ研究パートに働きに出ている。そこでの気づき。 ごく最近のこと。翻訳アプリがしごとのかなめの部分を変えつつある。数年後にふりかえると、いまこの時こそ、AIがしごとをがらりとかえた転換期といえるかもしれないな。 きょうはそんな話。 研究をすすめるにあたって  生命科学の実験とともにでてきた結果を論文にまとめている。この研究に至る経緯や過去から現在までの関連する研究内容をIntroduction(序論)のかたちで紹介する。 この部分をあらわすには関

AIチャットの情報の出どころを科学の作法でもってみずから調べられるだけの能力を身につけてほしい

はじめに  研究パートで従事してふと思う。これからの学生さんたちに、AIを道具のひとつとしてつかえるようになってほしい。あくまでも使われるのではなく、道具としてつかいこなすこと。 このところ勃興いちじるしいAIチャットについては、科学の素養と作法をしっかり身につけて、その示す情報の出どころをみずからあたりしらべられるようになってほしい。 きょうはそんな話。 情報にあふれるなかで  なにもAIだけではない。世のなかには科学まがいのアヤシイ表現にみちあふれている。もちろ

農業の販売にまつわるさまざまな改良したいところをお客さん目線でかんがえてみる

はじめに  4年前まで農業で生産と販売を兼業で経験。そして昨今の状況下で断念。やさいを買う立場にもどり、店でならぶ商品をみつつ変わっていない部分をよくしたい、改良できないかとかんがえる。 きょうはそんな話。 昨今の状況で  しばらくやさいをつくり、販売所などに搬入していた。年々、生産量と販売額があがってきてそれなりの収入に。6年目で主業を追いこし第二種兼業農家の立場に。当時をふりかえる。「お客様の視点でやさいをつくり、そして販売すること。」これを口では言っても実行する

個人で携帯をもちはじめて以来、いまではスマホをルーターかカメラとしてしかつかっていないと気づいた

はじめに  こうした個人で無線の電話機をもつようになってどのくらいになるだろう。ふりかえるとかれこれ四半世紀。ときとともに手にした機材は変化してきた。 きょうはこれにまつわる話。 親子電話から  かれこれ無線の機械を個人でつかうようになり4半世紀になる。はじめて持ったのはPHS(Personal Handy-phone System)。職場をかわり、つねにもち歩いて複数の部署とのやりとりの必要と個人で購入。学生のほうがくわしく店についてきてもらい、あれこれアドバイスを

40代のリスキリングはいまの中・高校生の学んでいるあたりからはじめるとよさそう

はじめに  世にリスキリングなるカタカナことばがあらわれた。人手不足が慢性化、かといって要求されるしごとの多くは、AIだのブロックチェーンだのあらたな用語と技術が飛び交う。 ひらたくいえば再教育。いまいるヒトにあらたなスキルを身につけてもらい、「役立つ」、「利益をうみだす」人材として「よみがえらせ」て生産の現場に立ってもらおうというわけ。それにはいそがばまわれこそだいじなのでは。 きょうはそんな話。 急がば…  ふと思った。そういえばいまの40代あたりって、学生時代