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基本情報技術者試験〜ジンの勉強法〜


どうも、ジンです!
今回は「基本情報技術者試験」の勉強法についてまとめました!
合格までの道のりはこちらの記事をご覧ください!

試験概要

基本情報技術者試験
(Fundamental Information Technology Engineer Examination)
国家試験情報処理技術者試験の試験区分の1つです。

基本情報技術者試験ドットコム

受験資格:
試験を受験するための特別な条件はありません。
年齢、実務経験、学歴などを問わず誰でも挑戦できる試験です!

申し込み方法:
株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)のWebサイトで、
受験者登録後、マイページから受験予約を行います。
受験申込みはいつでもできますが、
申込可能な試験日は、当月から3カ月先の月末までの試験日時です。
試験日時の変更は、試験日の3日前まで可能です。
※同一試験で複数の受験日を予約することはできません。


受験料:
7,500円(税込)

支払い方法:
・クレジットカード
・コンビニエンスストア
・銀行ATM、Pay-easy
バウチャー(電子的な前売りチケットみたいなもの)
※支払い方法によって、支払い手数料が異なります。

受験日、試験会場:
受験予約画面から自分で設定します。
年間を通していつでも受験することができます。
再受験の際は、受験後30日間はできないという再受験規定があるので、
2回目以降の受験は、30日に1回までとなります。
2024年の試験会場一覧はこちらです。

試験方式:
CBT方式
試験会場に設置されたコンピュータを使用して実施する試験です。
受験者向けのチュートリアルが用意されています。
実際の試験当日もチュートリアルを受けることができます。

試験形式:
科目A試験と科目B試験に分かれており、各1000点満点です。
両方の試験で60%以上の得点をとることで合格となります。
科目A試験と科目B試験は同日受験です。
途中、10分間の休憩時間があります。

最初の一歩

申し込みした後は、やるかやられるかチャンネルの
「【新試験対応版】基本情報技術者試験1ヶ月で合格する方法」を見て
「よーし、1ヶ月で仕留めるぞ!」とモチベーションを高めました。
結果、私の勉強不足により1ヶ月では合格できませんでしたが、
試験に向けて勉強を進める上で参考にした動画です!

それにしても、「やるかやられるか」って言葉、刺さりますね。。。

A試験の準備

試験時間:90分、出題数:60問、四肢択一式
テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系から出題されます。

A試験は、問題文に対して解答を選択する小問形式です。
そして、出題範囲が広いことで有名です。
ITの基礎知識全般に加え、経営学用語や企業会計の簿記の分野まで
出題されることがあります。ってどこかのサイトに書いてありました。

知識を定着させるためには、とにかく反復が重要です!
知識を定着させるためには、「見たことある!」と
自分の記憶から思い出させる経験が必要です。
インプットとアウトプットは、3:7くらいのバランスが良いと思います!
私は、以下のステップで勉強を進めました!

Step1:参考書を1周する

まずはインプットから!
前提知識が何もない状態では、
記憶から引っ張り出す作業ができないため、効率が悪いです。
思い出す用の記憶を頭に入れることを目的としたので、
しっかり読まずサラッと読み進めました!
こちらの参考書を使用しました!

Step2:YouTubeで分野ごと学ぶ

参考書を1周したあと、基本情報技術者試験に特化した動画を配信している
すーさんの動画で単元ごとに学びました。
動画はアニメーションとなっており、動画の最後に毎回サンプル問題と
その解説がついています。
ここでは、インプットとアウトプット両方できます!
「学んで、問題を解く」というサイクルを短いスパンでできます。
インプットした内容がそのまま問題になっているから、ほとんど解けます!
これが嬉しいんです!モチベーションも上がります!

Step3:過去問を解きまくる

問題演習の反復には、過去問道場を使用しました。

過去問道場は、ほんとに使いやすいサイトです。
問題の範囲を指定できたり、学習履歴を振り返ることができます。
パソコンでも、スマホでも利用することができます。
無料でも使えますが、私は課金して広告が出ないようにしました!

Step3-1
分野を指定して、過去問を解く


最初は、「分野を指定して出題」を選択して問題を解きました。
基礎理論から法務まで、1つずつ取り組みました。
似たような問題があるため、やっていくうちに思い出せることが増えます!
間違えた問題は必ず復習し、completeするまで何度も解き直しました!

分野を指定して出題ーテクノロジ系「基礎理論」

Step3-2
試験回を指定して過去問を解き、自分だけの辞書を作る


次は、「試験回を指定して出題」を選択して問題を解きました。
この時、「わかる問題」と「分かりそうで思い出せない問題」と
「全く分かんない問題」の3つに分類するのがジン流です。

「わかる問題」は、そのまま解いていきましょう!
これは楽しいです。

「分かりそうで思い出せない問題」は、2分くらい粘ってみましょう。
この時、頭だけで考えるのではなく、紙に思い浮かぶ単語を書き出します。
それが答えのヒントにつながって、思い出すことがあります!
それでも思い出せない時は、
Step1で使用した参考書を開きます!(ここ大事。)
そして、調べます。調べて、答えを見つけて、解答します。
この作業は、次に同じ問題に出会ったときの強烈なインパクトとして残り、
思い出すきっかけとなる作業になります。
答えがない時は、サイトで調べたりAIに聞いてました。

「全く分かんない問題」は、速攻で参考書を開きます。
悩んでも時間がもったいないからです。
そして、同じように調べて、答えを見つけて、解答します。

参考書に付箋を貼って、自分なりの解釈を書き込んでみてください。
自分専用の辞書が完成します。

Step3-3
模擬試験形式で過去問を解く

次は、模擬試験形式で解いていきます。
本番は、時間制限があるので、1問に何分も悩んでるわけにはいきません。
60問を90分で解くので、単純計算で1問当たり1分半で解く必要があります。
知識だけでなく、受かるための実践的な手法も必要になってきます。
A試験は4つから1つを選べば良いじゃないですか。
わからない問題に出会った時、「これは絶対違う」と判断できます。
選択肢から消すことで、4択から3択、2択に絞り込むことができます。
この模擬試験形式の時にぜひ練習してみてください!
最終的には、毎回80%以上取れるようになりました。

模擬試験形式で出題ー過去10回分から作成(選択肢をランダムに並べる)

Step3-4
サンプル問題と公開問題を解く

IPA独立行政法人情報処理推進機構より、
サンプル問題と公開問題を取得することができます。
問題数が限られているので、最後の実力試しに取っておくのが良いです。
それぞれ3回ずつ程度取り組みました。
試験1週間前は、どの試験も80%以上取れるようになっていました。

StepX:勉強会に参加する

何かのセミナーに参加した時、講師の方と面談する機会がありました。
その面談の時に「今度基本情報の勉強会やるから参加しない?」と
誘っていただきました。
同じ試験を勉強している仲間と一緒に学ぶ時間は、とても貴重でした。
動画や参考書、過去問を解いたり解説を読んだりするのとは違う勉強です。
仲間がいて、講師がいて、その場で「どゆこと?」を解決できました。
サブネットマスクについて、1人でやっていてもよく理解できませんでした。
たまたま勉強会のトピックの1つにサブネットマスクが取り上げられて、
リアルタイムで質問し、その場ですぐ解説していただいただきました。
この時、自分なりに理解することができ、試験で答えを導き出せました。
もし勉強会が開催されていれば、参加してみるのも良いと思います^^

過去問道場の勉強履歴

過去問道場は、いろいろな集計を一目で確認することができます。

勉強開始から今まで、6614問に挑戦し、4392問正解しました。

成績レポート(全期間)


試験月の8月は、382問中311問正解し、正答率81.4%でした。

成績レポート(8月)


問題の網羅度は、全2860問中2184問回答し、76.4%でした。
平成20年より前の問題にはほとんど着手していないです。

問題の網羅度

また、過去問道場は、独自の段級位認定者の集計を行っています。
私は、六段の時に合格することができました。
名人ってどんだけやったらなれるんだろ?

段級位認定者ー六段


B試験の準備

試験時間:100分、出題数:20問、多肢選択式
データ構造及びアルゴリズムが8割、セキュリティが2割で出題されます。

B試験は、知識ではなく、考え方を測る試験です。
そのため、問題の解き方を習得する必要がありました。

Step1:YouTubeのサンプル問題の解説動画を見ながら一緒に解く

アルゴリズムなど、解き方がわからなかったので、
最初から解説を見て学びました。
私は以下の動画を活用しました。
とても長いのですが、合格のためと思えば全然取り組めました。

Step2:オリジナル問題集で対策

サンプル問題は、数が限られています。
B試験に必要なのは、いろいろなパターンの問題に向き合って、
1つずつトレースしながら答えを導き出す力です。
私は、自分の力で解けるまで何度もやり直しました。
購入した問題集はこちらです。

Step3:サンプル問題や公開問題に挑戦する

A試験と同様、IPA独立行政法人情報処理推進機構より、
サンプル問題と公開問題を取得することができます。
問題数が限られているので、最後の実力試しに取っておくのが良いです。
試験1週間前は、問題文を理解するまでの時間が短くなり、
ロジックを分解して解けるというのが実感できていました!

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも、Noteを通じて自分の経験や考えを共有していきますので、
ぜひぜひご覧ください!
新しい挑戦をみなさんに共有します!
失敗も成功も一緒に楽しんでいただけると嬉しいです!
どうぞよろしくお願いいたします!
ジンでした^^

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