AI 考。

巷ではAIはいまだに賛否両論あるらしい。
いつまでくだらない論争をしているのだろう。物事には陰陽両面があるのは当たり前である。

簡単に言えば、AIには陽の可能性もあるが、人間は己の腐敗によってAIの陽なる活用は難しいだろう。

AIは記憶とその横断において既に人間より優秀である。
人間がほくそ笑むクリエイティブ方面においても躍進は高速だ。
アニメ映画一本作れるようになる時代はすぐそこだろう。

なんぞ嘆く必要があろうや。

優秀な人間にとってAI以上に完璧な秘書はおらず、AIがもし国立図書館と量子コンピュータに匹敵する完全な知識と演算力を有したならば、よほど我欲にまみれた人間よりも全人類にとって最適化された世界設計ができるだろう。

たとえば、打てば響き尚且つ従順で優秀な秘書を求めてきた日本の奴隷教育はようやくAIによって解放されるだろう。
大国や多国籍企業の奴隷、金ズル、または日本の世襲エリートたちの奴隷、それが「人生」であると信じ込まされ疑いを持たない日本人の人間性が、ようやく解放される可能性を秘めているのがAIの一側面である。

無論のこと、結局のところ人間性の腐敗がAIを正しく活用できないというのもまた可能性としては色濃く、おそらくそうなのだろう。

だから、その前に世界の雛形として陰が凝縮している日本において社会も環境もめちゃめちゃになり、「やり直し」が行われるのであろう。
今年から来年にかけて、2028年ごろまでは極陰の世界になると私は見ている。

Youtubeを通して開示される啓示は、地震、津波、隕石、富士山噴火、原発破壊、戦争と、大災害・大人災目白押しである。
現代日本人の聖書たる「日月神示」には「一旦、日本はもう本当に駄目だと見えるところまでいく」と書いてある。
私も以前から「底を打つまで待つほかなし」と考えているし、videonewsでも同じ見解だった。

私はそれら大災害・大人災の全てが現実に起こると覚悟している。
日本全体が噴煙や放射能にでも覆われて、「ここを捨てよう」と思われなければ、日本をゴミ捨て場と奴隷の国にしてきた大国も多国籍企業も日本から出て行かないだろうからだ。

日本はカネ持ちには誠に住みやすいところで、まず安全、綺麗で自然豊かで水は美味しい。どんなに悪人でもカネさえあれば世界最高峰の「真心」というサービスを受けられる。文化の濃さはホンモノで、ゆうに1000年以上前からの作法やしきたりに触れることさえ可能なのだ。
数100年程度のホンモノならばゴロゴロしている。カネ持ちは他者の不幸など微塵も省みることもなく、ただそうした悠久の時間と本質的文化の中でご満悦に浸るのだ。

さて、そんなことが果たして「神」なる最大の存在に許されるであろうか。彼らカネ持ち、権力者こそ、厳しく「善なる内発性と自浄作用」を求められてきたのではなかったか。

その神に求められる「善なる内発性と自浄作用」に人類が無視を決め込んできたからこそ、いまの日本があるのだと言える。

日本というこの島は世界の雛形である。
日本が最悪になればなるほど人類社会、地球環境はそのまま鏡像性を持って悪化していくのだ。

古来から地震や台風に見舞われる自然環境がそうさせたのか、生来が受容体である日本人の民族的気質は植物の在り方に最も近く、外来の価値観や仕様を風のようにただ受けるだけである。
時に嵐、干魃、様々であろうが、全ては自然であり神の御心と受け入れる「心」が、弱くも強いフラジリティに富んだ日本人の民族性そのものなのだ。

そのような日本民族の未来に幸あれ。
どうかいつか本当の自己肯定感を身につけて、自信を持って正しいと確信することを行なって生きていってほしいと思う。

蛇足だが、「日本再軍備の上で他国と対峙するが我々の自立の道なのだ！」と息巻くのはまったく「自己肯定感」や「正しさ」とは別物であるということを付け加えておきたい。

たとえば人間性の腐敗によって地球に優しい科学技術が使えないようになっている、そんな人類社会への「善なる内発性と自浄作用」を行えるようになることが、神なるものから我々日本民族に期待されている「在り方」なのである。

私は母から、全身で「嫌だー！」といって生まれてきたようだった、と言われたが、さもありなん。

こんな人類の体たらくを見るのはまっぴら御免である。

しかし、それにも増して、この身体、五感を通した感覚はやはり最後に味わっておきたい。そんな欲に負けて生まれてきたのだと言えるだろう。

また、この三次元地球の「最後」を内側から体験できるというのはまさに「特等席」である。

いま在る生を存分に楽しみ、次元上昇の螺旋に身を委ねるとしよう。

この人を食ったような猫の「在り方」は、今生におけるある種の見本ですらある。