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【MGガンプラ】失敗しやすい「ドライデカール」を貼ってみたら、全く段差が出なくて感動した。。。

今回は、「MGキット」にはほぼ確実に付属してくる「ガンダムデカールドライデカール)」に初挑戦していきたいと思います。


なぜ、ガンプラを始めて3年が経つのにも関わらず、今まで挑戦してこなかったかと言うと、「貼るのがとても面倒くさい」という声をチラホラ耳にしていたからです。


水転写デカール」は何度か経験しているのですが、それよりも「ドライデカール」の方が貼る作業自体は大変らしい。。。

でも、その分「仕上がり自体はとても綺麗」らしいので、今回は、「MGボール ver.Ka」のドライデカールに挑戦してみることに。


■ MGキットに付いてくる「例のデカール」

それでは、「MGボール ver.Ka」の説明書に記載されている「デカール箇所」を見ていただきましょう。

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デカール密度エグ過ぎ。。。


見ただけで、嫌になりそうな「」と「細かさ」ですね。


説明書には、「赤い丸」と「青い丸」で分けられていますが、「赤い丸」が「マーキングシール」で、「青い丸」の方が「ガンダムデカール」となっています。

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「MGボール ver.Ka」付属デカール
赤丸:「マーキングシール(写真上)」
青丸:「ガンダムデカール(写真下)」


マーキングシール」に関しては、確実に段差が出てしまうので、筆者は基本スルーしています。

なので、今回は、写真下の「ガンダムデカールドライデカール)」のみを貼ることにしました。


説明書をよく見てみると、これらの「ドライデカール」は、すべて「ボディユニット」に貼るものだったので、恐ろしい密度感になりそうな予感がします。。。

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■ 基本的な「ドライデカール」の貼り方

それでは、早速「ドライデカール」を貼っていきましょう。


まずは、写真のように「デザインナイフ」や「カッター」で大まかに切り離していきます。

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裏側は粘着面なので、くれぐれも裏表を間違えないように!!

筆者は、間違えるのが嫌だったので、下に付属の紙を敷いたままカットしちゃいました。(それが正しいのかは知らん)


無事カットすることが出来たら、ピンセット でつまんでいくのですが、この時も裏表が分からなくならないように注意です。

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指で持つのは不安ですし、パーツにセッティングする時も微調整が要るので、デカール作業にピンセットは必須だと思います。

ちなみに、私がずっと愛用しているのは、「タミヤ 精密ピンセット(ツル首タイプ)」です。

これ一本あれば、とりあえず困ることはないので、オススメです。

(少なくとも、この3年間は困ってません。)


こちらは、本体の側面のパーツに貼るよう指定されているデカールですので、説明書と睨めっこしながら、デカールの位置を定めていきます。

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位置が定まったら、マスキングテープで 二点留め していきます。

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デカールがズレないことを確認したら、いよいよ上から擦っていきます。

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筆者の場合は、「爪楊枝の後ろ」を使ってゴシゴシ擦りましたが、筆の後ろ側でも、なんでもいいと思います。


ただ、鋭利過ぎるものはなるべく避けた方がいい ので、先端が少し丸まっているくらいのものがオススメです。


しっかり擦り付けて、パーツにデカールが付着したと思ったら、片方のマスキングを剥がして、慎重にピンセットでめくっていきます。

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ポイントは、かなり慎重にめくること。

パーツに転写出来ているかどうかを確認しながらめくれるし、万が一転写に失敗していた場合、元の位置取りに戻すことが出来るからです。


ということで、「ドライデカール貼り」の一連の流れはこれにて終了です。

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こちらのデカールは、割と面積が大きい方だったので、所々まだ浮いている部分もありますが、トップコートを吹けば何とかなると思います。


デカールとパーツの質感をそろえるためと、保護するための両方の観点からも、最後に「つや消しトップコート」は必ず吹いた方が良いです。

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私がいつも使用しているのは、「EX-フラットクリアー」です。参考までに。


ついでに、デカールを貼らずに、パチ組み状態のままだった他のパーツに関しても、トップコートでつやを整えていきます。

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■ デカールを貼るだけで印象がガラッと変わる

それでは、「ガンダムデカールドライデカール)」を貼って、生まれ変わった「MGボール ver.Ka」をご覧いただきましょう!!

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いやー、今回の作業だけで、一気に情報量が増した感じがして見栄えがグッと良くなりました。


「ドライデカール」の良い所は、何といっても デカールの余白が少ないこと。

余白が少ないことで、元々パーツに印刷されていたかのような錯覚に陥ります。


今回の作業で、個人的に一番難しかったところは、本体後ろ側の大きい「EFSF」の文字です。

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基本的に、デカールの面積が小さすぎても、大きすぎても難しいのですが、このようなガッツリとした曲面に大きいデカールを貼るのはなかなか苦労しました。

まぁ、なんとか綺麗に貼れたのでめでたしですが。


写真中央上に「横長の文字列」があると思うのですが、これを球面に平行に貼ること困難でした。

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普通に、投げやりでやった結果、このように湾曲した文字列になってしまいました。

これは、なにかコツがあるんでしょうか。。。


最後に、前と後ろからも見てみましょう。

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ドライデカール初めての割には、頑張った方なのでは?


ドライデカールだけでなく、デカール全般に言えることですが、「上下左右の位置」がズレたとしてもそこまで目立ちませんが、「角度」自体がズレた場合は、かなり気になるので、そこは注意です。

何か所か、パーツと平行にならなかった部分があるので、写真の中から探してみてください。


■ まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


今回は、初めて「ドライデカール」というものに挑戦してみました。

時間は物凄くかかる作業ですが、思っていたよりも難しくはなかったので、今後「MGキット」を組んだ時には積極的に取り入れたいと思います。


ということで、これにてウェザリング前の作業は終了しましたので、次回からは、いよいよ「宇宙ウェザリング」の工程に入っていく予定です!!


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