レストラン・オペレーション <サービスを考える vol.4>


今回は、レストランのサービスから、接客について大切なことを考えてみたい。
紹介する新川義弘は、2002年の小泉・ブッシュ会談で両首脳に接客しサービスの神様と呼ばれるようになった。彼はサービスの基礎としてまず「オペレーション」の確かさを徹底する。お皿をきちんと持って、運び、オーダーを間違えず、お客様をお待たせすることなく料理を提供する。金曜の夜の満席時でも、月曜のガラガラの夜でも変わらずに、生ビールを1分で出す。


その上で、「リコグニション(お客様を個人として深く知り、認知すること)」と「アンティシペイション(お客様の希望を事前に察知し、言われる前にしてさしあげること)」を加えた3つがサービスの基本の柱だと言う。彼の著書から実際にそのエッセンスを見てみたい。

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