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自己紹介&おもいのはじまり

作るおもい 食べるおもい

まずは、自己紹介をしておきます。
私は家庭向きのお料理学校で教師をしておりました。
今ではスタイルを変えていろんなお教室が存在していますよね。
私が在籍したそれは、各種学校といいました。そして独立して、講習会などで料理教師をして20年以上経ちます。

講習の企画やレシピ、旬のメニューなどを考えては、テレビや新聞などにも掲載させてもらっております。

お料理学校は、昔の言い方では、習い事といいました。そういう技術で、その技術習得することがお勉強であると。思われていました。しかし、食にまつわる学びとは、まったく別のところにあるのかな。そういう思いがずーっとありました。生きる、生活そのものだからです。

おうちで作るもの、お店で提供する料理には、共通のところと違うところとあると思います。よく言われるのは、コストであり、ということは金銭をいただくものかどうかということ。家庭の料理は、お金を貰えないと。そういう経済の価値でしか見ない。家事労働を金銭で
換算するとかで指標をつくるなんて、そんなことするから、家政婦を雇えば良いじゃないですか、なんて意味のない議論になる。それは家族、家庭の話ではないと思います私は人と人の距離が、近い存在である。家庭とお店の違いはその距離感にあると思います。おうちでも店でもいいけど。そもそも他人とかかわらずに生きていけることなんて出来ないんですよ。

講師をしながら、、いつも、食べること、そして料理することはいったいどんな意味があるのかなぁと考えながら過ごしてまいりました。お腹が空くから食べる。そんなに単純でそれだけでは決してない。また、作る方が断然時間がかかりますけど。食べる時間はあっという間でしょう。不条理ですよね。なにこれ?と思いませんか。今まで書き溜めたもの、いろんな本を読んで感想文を残したものなどを資料として、少し書いてみたいなと思うようになりました。

いろんな料理にまつわるお話を味わってほしいと思っております。
食事とは、作る人と食べる人が必ず存在します。一人で両方していることもありますけど。


これから、私なりに料理を考えてきたお話をしていきますので是非読んでみてください。
ある料理講師のエッセイですが、十人十色。皆それぞれに考えがあって良いものです。
私のおもいは、料理がもっと好きになってほしいし、悩みがあれば軽く
なってほしい。そういう、何かのシゲキ、きっかけになってあなたのおもいが豊かになって欲しいそれだけなんです。

   2022.10.1  コーヒーの日


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