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2020年取引結果から分かる全ての初心者トレーダーに伝えたい3つのこと

あけましておめでとうございます。
今年もnote毎日更新を継続していこうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、みなさんは去年の運用成績はいかがでしたか?

私は、ビットコインや株式投資、FX(リピート系)がプラスとなりましたが、例年稼ぎ頭だった株価指数CFDリピートの売り戦略で大きめの損失を出してしまったので、トータルではマイナスになりました・・・(涙)

未曾有のコロナ禍においても退場しなかっただけ十分と考えて、今年は気持ちを切り替えて行きます。

本記事では、私が去年4月から掲載している裁量FXスイングトレードの成績まとめと、そこから見えてくるテクニカル分析による取引で儲けるために必要なことを紹介したいと思います。

2020年取引結果まとめ

私の裁量FXスイングトレード記事では、全て情報先出し&指値1本勝負で行っていますので、再現性はかなり高くみなさんのお役に立てるはずと自負して続けてきました。

そこで、気になる2020年4月以降の成績は、

「-695pips・・・」

全然ダメですね、ごめんなさい(涙)
ちなみに月別の成績は次のとおりです。

・4月計 +280pips
・5月計 +35pips
・6月計 +705pips
・7月計 +445pips
・8月計 -380pips
・9月計 -85pips
・10月計 -1505pips
・11月計 -550pips
・12月計 +360pips

「なんだよ!全然ダメじゃん!」と言われれば、
その通りなのですが

「ちょっと待って下さい!」

この結果から私が伝えたいことは、そういうことではありません。

次章から私が日々の裁量FXの記事を通して伝えたい、テクニカル分析による取引で長期的に儲けるために必要なことを紹介していきます。

①極めるのはテクニカル分析ではないことを知る

「テクニカルは何をみていますか?」

裁量トレードに関する質問の定番です。
私の経験上、勝てない裁量トレーダーはテクニカル分析手法を磨くことに夢中になっている方が非常に多いです。

しかし私は「テクニカルなんて最低限の知識さえあれば、自分の感覚に合うものを選べばよい」くらいにしか思っていません。
なぜなら、テクニカル分析をどれだけ突き詰めても予想が完璧に当たることなどないからです。

長期的に勝つためには、テクニカル分析手法を極めることではなく、次にお伝えすることを実践することのほうが遥かに大切です。

②変化しないものは負けることを知る

前述の月別の成績をご覧ください。
今年の10,11月の取引成績が急激に悪化していることが分かりますね。
この時期は、米大統領選挙や英国とEUの貿易協定で揺れていた時期です。
相場は、これらに関連した突発的な要人発言やメディアの報道により、相場の行方なんて予想不能な状況でした。

このような状況のときに、取るべき行動とは何だったのか。

それは「変化させる」ことです。

具体的には、
 ・取引を控える
 ・ポジション量を減らす
 ・テクニカルを変更する などです。

以下は私の日々の記事からの引用です。

本記事では(ある目的のために)固定的なテクニカル分析手法で淡々と取引を続けますが、実際の取引は慎重になりたい場面です。

私の記事では実トレード上の警告を記載しながらも、敢えて一定の取引量で成績をつけてきたのは、長期的にFXで勝つためには「変化させない」ことがどれだけ怖いことなのかを分かっていただくためでした。

私のスイングトレードの去年の最大の敗因は、相場の状況に合わせて取引量を変化させなかったことです。
結果論だろと思われるかもしれませんが、私の警告通りに10,11月の取引量を半分にだけでも抑えていれば、去年はプラスの成績で終えることができていたのです。

ここで勘違いしないでいただきたいのは、いくら変化させるのが大切とはいえ、損失が拡大する方向に変化させるのは、よほどの理由がない限りやってはいけませんよ。
例えば、もともと決めていた損切りポイントを損失が拡大する方向に変更するなどです。

繰り返しになりますが、
状況の変化に合わせて戦略を変更することは、特定のテクニカル分析手法を極めるよりも遥かに大事です。

③最大のリスクは大きく負けることを知る

FXのみならず投資の世界で最も大切なのは大負けしないことです。大負けしないための秘訣は別の機会に紹介しますが、今日は一例を紹介します。

それは、単純な注文の間違いです!

え?そんなこと?と思われるかもしれませんが、注文ミスが意外と大きな敗因になるのです。

例えば、注文数のミス
10万通貨の取引を行っているのに、損切り注文を間違えてしまい1万通貨しか行っていなかった。自分は損切り済みと思っていたため、気がついたときには損失額が膨らんでしまっていた・・・

例えば、有効期限のミス
逆指値注文を”無期限”で出したつもりが、有効期限を間違えて”当日”にしてしまい、注文が無効になっていた、気がついたときには時既に遅し・・・

自分は損切り済みで安心していたのに、ポジションを保持したままになってた時のショックといったらハンパないですよ。

私は過去に何回か失敗をしていて、その度にせっかくの収益を一度のミスで失う羽目にあっています。

注文執行後には必ず注文内容を見直す等の対応のほか、自分の感覚に合うツールを提供している会社で取引を行うことも意外と大切です。

新しいFX会社で取引をスタートさせた直後などは要注意です。

まとめ

今回は「2020年取引結果から分かる全ての初心者トレーダーに伝えたい3つのこと」と題して、紹介させていただきました。

ここまでの話をまとめますと
・2020年4月以降の成績「-695pips」
・テクニカル分析による取引で儲けるために必要なこと
 ①極めるのはテクニカル分析ではないことを知る
 ②変化しないものは負けることを知る
 ③最大のリスク大きく負けることを知る

ということです。

現在、私のFXポートフォリオはリピート系が中心になっていますが、裁量FXトレードはレバレッジを上手に効かせることで急激に資金を増やすことも可能なため、特に資金力が乏しいうちは有効な取引手法であると考えています。

今年も裁量トレードに取り組まれている方の参考になればと、毎日更新を続けていく予定ですので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

今回も最後までお読みいいただきありがとうございました。

それではまた明日もお会いしましょう。さようなら。

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